野菜を食べていれば痩せる!!は間違っている3つの理由

野菜ばかり食べても痩せない理由とは?

ダイエットには野菜を摂るのが良い!肉や炭水化物を避けて、なるべくヘルシーな食事を摂るといいと思ってる人は実際に多いと思います。しかし、実は野菜中心の生活では痩せません。むしろ痩せにくい体質作りをしてしまっているかもしれません。

今回は、野菜を食べるだけでは痩せない3つの理由についてお話します。

糖質を多く含む野菜も沢山ある


野菜のイメージは、食物繊維が豊富でヘルシー!野菜であればどれだけ食べても太らないと思ってる方も多いのではないでしょうか。

しかし、イメージ通り食物繊維たっぷりでヘルシーな野菜もあれば、太る原因になってしまう野菜もあるのです。一部の野菜に含まれる“でんぷん(糖質)”ですが、このでんぷんを多く含んでいる野菜は、じゃがいもやさつまいも等のイモ類やトウモロコシになります。

糖質を多く含む野菜はカロリーが高い傾向にあり、食べ過ぎると太ってしまう原因になります。中でも糖質が多いのは、カボチャです。食べ過ぎには注意が必要です。

しかし、野菜に含まれる糖質はお米などの糖質と違って、食物繊維や足りない栄養が摂取できる大切な糖質です。適度に摂る分にはダイエットに効果的なので、むしろ積極的に摂りましょう。

葉物全般や、きゅうり、トマト、大根、ナスなどは糖質が少ない野菜になります。これらの野菜は、カロリーも低く、たくさん食べても太りにくいです。

野菜だからと言って、全てがヘルシーな食べ物ではありません。食べ過ぎは良くありません。それぞれどのような栄養が入っているのかよく考えてバランス良く摂取しましょう。

野菜は身体を冷やす


食べ物には身体を温める食べ物と冷やす食べ物がありますが、野菜もその2つに分けられます。一般的には、トマト・レタス・きゅうり・なすなどの夏野菜は体を冷やし、だいこん・かぶ・ごぼう・白菜などの冬野菜は体を温める、と言われています。

夏野菜にはカリウムを含んでいるものが多いです。カリウムは利尿作用を促します。利尿作用を促すことで身体を冷やす効果があると言われています。

冷え性は痩せにくい体質であることはご存じでしょうか?

人間の体温は1度下がると基礎代謝が約12%も落ちてしまうのです。女性の1日の平均基礎代謝量を1200kcalとした場合、体温が1度低くなると1日で約144kcalのエネルギーを消費できていないことになります。

さらに、体が冷えることによって水分や脂肪が溜まりやすくなり、血液やリンパ液の循環も低下、さらには老廃物も排出しにくくなるため、むくみ&セルライトができやすくなります。その上、代謝が悪くなることで太りやすく&ダイエットがうまくいかない原因になってしまうのです。

なので、身体を温める野菜を積極的に摂りましょう。まずダイエットには生姜をおすすめします。生姜に含まれる成分には発汗作用があります。さらに香りには保温作用があります。ほかにも抗酸化作用、殺菌作用、食欲増進作用、疲労回復の効果などのダイエットにはうれしい効能があります。

すりおろした生姜を味噌汁や炒め物、紅茶に入れて毎日摂ると体が温まり代謝もアップします。また、にんじん・ごぼう・れんこん・いもなどの根菜類にも体を温める効果があります。なるべく意識して摂るようにしましょう。煮物やみそ汁の具にすると一度にたくさんの根菜が摂れるのでオススメです。

ダイエットだからといって、知らずに身体を冷やす野菜をたくさん摂取すると、代謝や体温を低下させる為にエネルギー効率が悪くなり、逆に太りやすい身体を作り出してしまいます。身体を温める野菜を積極的に摂って、代謝をあげたいですね。

栄養不足状態になったり、満腹中枢が狂う

野菜は他の食材に比べて水分をたくさん含んでいるので、カロリーが少ない割りに、お腹がいっぱいになります。そのため、ダイエットに向いていると思われがちです。

しかし、ほかのものを食べずに野菜ばかりを食べていると栄養不足になってしまいます。野菜は栄養豊富といわれていますが、摂れる栄養は限られています。そのため、野菜ばかり食べていたら栄養不足に陥ってしまいます。

野菜に含まれる栄養は、ビタミン・ミネラル・食物繊維・アミノ酸・βカロテンなどです。この中には人間が生きていくうえで最も大切な栄養素がないのです。

それは「糖質・脂質・タンパク質」の三大栄養素です。

体を動かすエネルギー源(カロリー)となり、体の組織をつくる働きをするのが三大栄養素です。三大栄養素によって体内でエネルギー源や体の組織をつくる働きをし、加えてビタミン・ミネラルは体の調子を整える働きをします。

つまり野菜ばかりの食生活だけでは、体の基礎を作るエネルギー源が足りない為、野菜から摂取したビタミンやミネラル分を効率的に循環させることが難しくなってしまいます。

野菜が健康にいいからといって、野菜だけを摂っていると、代謝が悪くなるだけでなく不健康な身体になってしまいます。野菜だけでなく、三大栄養素をしっかり摂りましょう。

特にタンパク質は、体をつくる大切な栄養素です。炭水化物や脂質を制限したときは、大切なエネルギー源として活躍してくれます。脂質も、適量を摂る分には体に害となるばかりではありません。どの食べ物も適正な量を守っていれば、身体に害が出るようなことはありません。適量を守りバランスの良い食事を心がけましょう。

まとめ

野菜は悪ではなく、むしろ積極的に摂っていきたい食材です。ただ、食べ過ぎには気を付けましょう。

身体に良いからといって食べ過ぎると、逆に代謝を悪くし、太りやすい身体になってしまう可能性もあります。ダイエットを成功させるには、〇〇だけ食べるダイエットなど極端な食事制限ダイエットは絶対にやめましょう。

極端なやり方は即効性はあるかもしれませんが長期的にみると、栄養失調になったり、代謝を悪くしてしまったり、太りやすい原因を自ら作ってしまいます。

ダイエットに大切なのは栄養バランスです。やりすぎることなく程よくバランスの良い食生活を心がけましょう。

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