リバウンドを防ぐ!ダイエット継続術

どうしたらダイエットは継続できるのか?

ダイエットは継続しなければ効果を得ることができません。ダイエットには成功したが、ダイエットを辞めた途端すぐに元の体重に戻ってしまったという状態がリバウンドですね。ダイエット中から無理な食事制限をしてしまうとダイエットを継続することが難しくなりすぐに挫折してしまいます。ダイエットを継続させ、なおかつリバウンドを防ぐことがダイエット成功への道となります。
そこで今回はリバウンドとダイエット継続術について3つの観点から詳しくお話していこうと思います。

「食事を」減らすではなく食欲を抑える

食欲は生きていく上での必要な欲求です。しかし、身体に必要なエネルギーは充分補えているのに、もっと食べたいというのはどういうことなのでしょうか。食欲のメカニズムというのはとても複雑です。血糖値や脂肪酸の量、自律神経、ホルモンバランスなどいろいろな要素が関係しています。少しの工夫で食欲をコントロールすることが出来るため食事を減らすのではなく、食欲を抑えるということに目を向けてみましょう。食事の量を減らすダイエットは、体重を減らしてもダイエットを止めてしまったとき、食事の量を戻すとすぐにリバウンドしてしまいます。よって、もっと根本の「食欲」を抑えることがリバウンド対策には効果的なのです。この食欲を抑えるためにたんぱく質をしっかり摂ることで、消化管ホルモンのひとつであるコレシストキニンが分泌されます。コレシストキニンは満腹中枢を興奮させる作用があり、満腹感を得ることにつながります。

さらに、ストレスと食欲は密接に関係しています。ストレスを感じると食欲を増すホルモンであるドーパミンの分泌が増え、食欲を抑える作用があるレプチンというホルモンの働きが悪くなります。

睡眠不足も食欲増進に関わるグレリンというホルモンの分泌量が増加し、食欲を抑えるホルモンの量が減ることが明らかになっています。睡眠をしっかりとることで食欲を抑えることが出来るという事です。

1日3食バランスよく食べる

朝、忙しくて食べないという方やダイエットのために朝食を抜くという方も多いと思います。しかしこれは逆に食欲を増加させてしまいます。朝食を抜くことで、飢餓感を感じやすくなるため、昼食や夕食でつい食べ過ぎてしまいます。食欲を抑えるには1日3食を基本に食事のリズムを意識して、栄養バランスのよい食事を心がけることが大切です。

甘いものが食べたくて仕方ないというときは炭水化物(糖質)やたんぱく質といったエネルギーとなる栄養素が不足しているかもしれません。さらにミネラルが不足すると塩辛いものが食べたくなるとも言われています。栄養不足が食欲増進につながるため、必要な栄養をしっかり摂ることがとても大切なのです。

また、食事の食べ方を意識してみましょう。食事の最初に野菜のおかずを食べ、次にたんぱく質が摂れるおかず、最後に主食を食べるという方法です。野菜をゆっくりよく噛んで食べると、満腹感が得られて食べ過ぎを予防できます。

飲み物

ダイエット中に飲む飲み物はカロリーゼロのお水がおすすめですが、食前にコップ1杯のお水を飲むことで、その後の食欲を抑えることができます。お水をたくさん飲むことで、便秘解消にも繋がるので、お水を飲む習慣づけをつけると良いでしょう。

お水の他には、炭酸水を飲むことでも食欲を抑えることが出来ます。炭酸水によって、胃が膨れるので少量でも満腹感を得られます。しかも、炭酸水を飲むことによって、代謝がアップするとも言われています。1日1.5~2Lの炭酸水を飲むと良いとされています。そして小腹が空いた時や、どうしてもおやつが食べたくなった時には、オレンジジュースやココアなどの甘い飲み物を飲むことで、食欲を落ち着かせましょう。お菓子を食べるよりはカロリーが低いため、甘い飲み物で紛らわせることができます。甘い飲み物を飲むことで血糖値も上がるので、食べ過ぎ防止にも役立ちます。

まとめ

精神面が食欲に与える影響はとても大きいです。結果を早く出したいために過度なダイエットを短期間で行うことで逆に、食欲を増加させる原因に繋がります。過度なダイエットによって身体に必要な栄養が不足すると、身体が飢餓状態になるので、脳が食べ物を欲します。食事をいきなり減らすのではなく食欲を抑えるという事にまずは重点をおくことから始めてみましょう。そうすることでストレスフリーで健康的にダイエットを行うことができます。あわせてダイエット後にリバウンドしてしまうことを防止することができるため、たまには息抜きをして気分転換をしながらダイエットを行っていきましょう。

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