ダイエット効果を下げる内臓の冷えに要注意!

内臓の冷えを解消するために

内蔵の冷え性はご存知でしょうか?内臓の冷え性とは、隠れ冷え性と呼ばれているほど、自覚症状を感じることが少なく、手足の冷えは感じません。寒いところに行くと下腹部や太もも、二の腕が冷えやすくなるのが特徴です。冷えが生じるとお腹の張りを感じることもあります。主に内臓が冷える原因となるのは、ストレスや疲労の蓄積、血液循環調整の低下、運動不足などがあげられます。

日々の忙しさの中で疲労をなかなか解消することができず、あわせてストレスを溜め込んでしまっているという状況の方は多いのではないでしょうか。ストレスが蓄積すると自律神経に乱れが生じるため、血行不良の原因ともなります。

冷え性を改善するには大きく分けて、「運動」「食事」「生活習慣」の3つの事柄が重要になります。今回はこの3つの事柄についてどう注意をし、改善すればよいのかをお話ししていこうと思います。

運動編

上記でもお話ししました、冷えは運動不足に深く関わっています。人の身体というのは筋肉の収縮により熱が生み出され、代謝が上がる仕組みとなっています。よって、運動不足の方は日頃から筋肉が十分収縮していません。そのため血液の巡りが悪くなり、代謝が落ちるため内臓の冷えを招いてしまうのです。

ダイエットにおいて代謝を上げることはとても重要なことです。筋肉量を増やすことで、基礎代謝が上がり、熱を作りやすくなります。基礎代謝を上げるために必要な運動が無酸素運動の筋トレとなりますが、この無酸素運動と有酸素運動の両方をうまく取り入れることがダイエットの効果を最もあげることができます。

無酸素運動の筋トレを10分~20分、有酸素運動のウォーキングや水泳などを20分以上組み合わせて行うことで代謝アップと脂肪燃焼のダブル効果が期待できます。ダイエットで運動をして、基礎代謝を上げることによって、冷えも改善できるというわけです。

食事編

内臓の冷えを改善するために大切なことは、身体の内側から温めることです。胃腸などの消化器官が温まることで、消化機能が向上し、血液の流れが良くなります。温かい飲み物や根菜など地中でできる野菜と、寒い時期が旬の野菜は身体を温める効果があるため、お味噌汁やスープに入れて飲むことをおすすめします。

そして、筋肉を育てるうえで大切なたんぱく質(肉・魚・乳製品)が多く含まれ、低カロリーな食材は、内臓を温める効果もあるので積極的に摂取すると良いでしょう。また、よく噛んで食べることで満腹感アップにもつながり、ものを食べる時の代謝アップにもなります。

さらに食事の摂り方が冷えを招いていることもあります。コンビニのおにぎりだけで食事を済ませたり、麺類の頻度が高かったり、甘いお菓子を毎日とってしまうと、必要なビタミンやミネラルが不足し、栄養の吸収がうまくできず、熱を作り出すことができなくなります。

また、糖分の摂り過ぎは腸の筋肉が弱くなり、機能が低下してしまいます。腸は、全身の熱を生み出す役割を担っているため、機能が低下することで血流が悪くなってしまい、内臓の冷えを招いてしまうのです。

冷たい飲み物は胃腸への負担も大きく、身体を冷やしてしまいます。夏は特に冷たい飲み物を飲みたくなります。どうしても冷たいものを飲みたい場合は、冷たいものを飲む前後に暖かいものを飲むことをおすすめします。

日常生活編

続いて、内臓の冷えは、生活習慣の乱れが大きな原因ともなります。食事で身体の中から内臓を温めたら、次は外側からお腹を温めることもとても効果的です。全体的に厚着をして寒さをしのぐという事ではなく、お腹だけを温めることが大切となります。

お腹から腰まで覆うことのできる腹巻は、お腹の冷え対策にとても効果的なアイテムです。腹巻は締めつけ感が少ないゆったりしたものがおすすめです。さらに、寒い冬はお腹にカイロを貼ることで効率よくお腹を温めることができるでしょう。

そして最後に入浴です。シャワーだけで済ませず、できる限り湯船に浸かることを心がけましょう。湯船に浸かることで血行がよくなり、新陳代謝を促進し、体温を上げることができます。38℃から40℃のぬるめのお湯に10分から20分ほど浸かるのが、理想的です。

まとめ

今回は冷えについて3つの観点からお話ししましたが、ダイエットをする上で、運動・食事・日常生活はみなさん意識しているところではないでしょうか。冷えも同じですね。冷えを改善しながらダイエットも行い身体が引き締まる、一石二鳥です。普段は冷えを感じなかった人でダイエットをし始めた途端冷え性になったという人は、無理なダイエットが原因となっているかもしれません。冷え性は免疫力の低下や身体の不調を及ぼしかねません。今後もこの3つを意識したうえでダイエットを行い、身体を引き締め、冷え性改善もしていきましょう!

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