フルーツを食べると太る?太らない選び方と食べ方

フルーツは太るのか?

フルーツには、糖質が多く含まれているため、「ダイエット中は控えるべき」と警戒している方も多いのではないでしょうか?ですが反対に「フルーツは体にいい」というのもよく聞きますよね。

ダイエット中でも食べてもいいのか、控えた方がいいのか悩んでしまうという方もいらっしゃると思います。そこで今回はダイエットに向いているフルーツはどんな種類なのか、フルーツをダイエットに取り入れることで期待できる効果や食べ方、注意点をご紹介したいと思います。

フルーツが持つ栄養素

フルーツには糖質が多く含まれるとお話しましたが、糖質以外にもビタミンが豊富に含まれています。皮膚や粘膜の健康を保つ「ビタミンA」、糖質や脂質、タンパク質の代謝をサポートしてくれる「ビタミンB群」、脂肪細胞がエネルギー源のブドウ糖を取り込むのを防ぐ作用がある「ビタミンC」、血流を促し代謝を高める働きが期待できる「ビタミンE」があります。

その他にも満腹感を得られやすく体脂肪合成を妨げてくれる「食物繊維」や、女性に嬉しい鉄分などのミネラル類、むくみを防ぐカリウムも含まれています。つまり、これだけたくさんの栄養をを持つフルーツを摂ることは、ダイエットだけではなく、美肌やデトックス効果も期待できるということです。

ただし、何度もお伝えしている通りフルーツには「ブドウ糖・果糖・ショ糖」といった糖が多く含まれていますし、カロリーにも気をつけなければいけません。

そこで、次に「糖質量」「食物繊維量」「GI値」「ダイエットに有効な成分」といったダイエット中にフルーツを選ぶ際に重要なポイントを軸に、「糖質量はできるだけ少なく」「食物繊維が多いもの」など、ダイエットに向いている果物をご紹介したいと思います。

ダイエット中におすすめのフルーツとは?

ダイエット中におすすめのフルーツとしてまずご紹介したいのは「イチゴ」です。イチゴは糖質量・GI値(血糖値の上がりやすさ)・食物繊維量を総合的に判断して、とてもダイエットに向いているフルーツと言えます。 また、「エラグ酸」という成分が含まれており、内臓脂肪に対する効果も期待できるので、さらにポイントが高いですね。

次に「グレープフルーツ」です。糖質量とGI値の低さはもちろんですが、グレープフルーツには独自の「ヌートカトン」という香り成分が含まれています。このヌートカトンには脂肪燃焼効果があると言われ、食べずに香りをかぐだけでダイエット効果があることが確認されています。香りだけでダイエット効果があるなんてすごいですよね!

最後におすすめなのが「キウイ」です。糖質量とGI値の低さだけでなく、他のフルーツに比べて食物繊維量がとても多いことがポイントです。水溶性食物繊維・不溶性食物繊維の両方が豊富に含まれているため、腸内環境をきれいに整えてくれます。ダイエットを成功させるためには腸内環境を整えることはとても大切です。さらにキウイは「オスモチン」という脂肪を燃焼させる働きがある成分が含まれているので、ダイエットにさらに貢献してくれると思います。

フルーツを食べるタイミングと注意点

ダイエット中におすすめのフルーツが分かっていただけたところで、次は食べるタイミングについてです。

フルーツを食べるのに一番いいタイミングは「朝」です。朝は、これから活動するためのエネルギーを補給する必要があり、血糖値をむしろ上げたい時間です。朝のうちに血糖値をあげておけば、1日を通して血糖値が緩やかになりダイエットに効果的です。フルーツは糖質を含んでいますが、GI値が低めなので、朝の緩やかな血糖値の上昇にはとても向いていると言えます。

また、朝以外で食べるタイミングがあった場合は、食前にフルーツを食べてしまうと最初から血糖値をあげてしまい、食事からの糖質や脂質をより効果的に吸収してしまいますので「食前より食後」に食べるようにしましょう。

最後にフルーツを食べるときの注意点です。それは「食べ過ぎない」ということと、ドライフルーツやジャム、缶詰などの「加工品は避ける」ということです。加工品は砂糖やブドウ糖が添加されているので、余計なカロリーを摂取してしまいます。また、「血糖値の上昇が緩やか」というフルーツのメリットが失われてしまうため、フルーツを食べる際は、そのまま食べるか、無脂肪のヨーグルトに混ぜるなどして食べるようにしましょう!

まとめ

フルーツには糖が多く含まれているため、食べ過ぎてしまうと太ってしまうのは事実です。

しかしダイエットに向いているフルーツを選び、うまく取り入れていくことで、ほどよい糖質とダイエット自体へのストレスも解消することができます。ダイエット中は野菜中心の食生活になりがちなので、フルーツをとることで食事のマンネリ化も防いでいきましょう。

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