花粉症対策はダイエットにも効果的！

花粉症と言えば日本人の5人に1人は発症すると言われている国民的なアレルギーです。花粉症を少しでも緩和させたいと始めたことが、実はダイエットにも効果的だったということがあります。今回はダイエットと花粉症の関係性についてご紹介したいと思います。

腸内環境改善・体質改善

花粉症やアレルギーが改善されたという声をよく聞くのが腸内環境によるものという例がひとつあります。花粉症の症状は、鼻・喉・肌ですので、腸内環境とは関係ないと思いがちですが、実は腸の状態が深く関係していると言われています。

花粉症やアレルギーの方は花粉やハウスダストなどの原因物質（アレルゲン）だけが問題なのではなく、大きく関わっているのが体質です。そしてこの体質に関わっているのが腸内環境ということになります。腸内環境が悪くなるという事は、食べた物を消化・吸収することが不十分となってしまい身体のなかの状態が悪くなります。

そうなることで、身体が栄養素などのバランスが悪くなったことを「弱っている」と判断してしまします。この弱っている身体の状態を守る為、少しの花粉やハウスダストなどにも防衛反応が働いてしまい、鼻水やくしゃみがでやすくなってしまうのです。

腸内環境を整えるためには乳酸菌

腸内環境を整えるために、ヨーグルトやチーズ、乳酸菌飲料を思い浮かべると思います。このヨーグルトがダイエットに良い効果をもたらします。

ダイエット中は特に食事を制限することで便秘がちになります。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は身体にとって良い働きをする「善玉菌」と呼ばれ、乳糖などの糖類を栄養源にして酸を作り出し、これらの酸が腸を刺激することで便秘予防効果が期待できるのです。

さらに腸の調子を改善することにより、腸の運動量が増えることになるため、基礎代謝量アップにもつながり、痩せ体質へとなります。ごはんを摂る習慣がない人でもヨーグルトでしたら手軽に食べることができるので食事改善も見込めます。ヨーグルトにはたんぱく質、カルシウムが多く含まれているため、健康的にダイエットをする上でもメリットばかりの食べ物です。

ここで、ヨーグルトダイエットの効果を上げるべくおすすめのトッピングをご紹介します。ヨーグルトのもつ効能をよりパワーアップさせるために食物繊維やオリゴ糖を一緒に食べることです。

食物繊維として、特に果物は体内の消化酵素によって分解されないため、消化・吸収されないまま大腸に運ばれます。そのため、大腸内にある乳酸菌をはじめとする善玉菌の栄養源となり、便をスムーズに排出することに役立ちます。

オリゴ糖は善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える働きがあるためプレーンで食べるのに抵抗がある方は、白砂糖などを入れるよりダイエット効果を上げることができるため、おススメとなります。

生活習慣の改善で花粉症対策

生活習慣とは、食生活・運動習慣・睡眠・ストレス・禁煙・飲酒など、毎日の基本的な生活行動の中で、長い間繰り返し行われるうちに、そうすることが定着して形成された行動パターンを指します。

生活習慣は、私たちの健康にとても重要な役割を果たしています。食生活の乱れ、運動不足、ストレスの多い生活を送ることで病気になったり、肥満になったりします。年をとることで代謝も減り身体はメタボになります。

実は、生活習慣の乱れと花粉症の意外な共通点があります。比較してみましょう。

生活習慣の乱れ
・生活が不規則
・インスタント食品などをよく食べる
・運動不足の為自律神経が乱れる
・寝不足
・ストレス過多
・疲れにより免疫力が弱まる

花粉症になりやすい悪い習慣
・生活が不規則
・インスタント食品などをよく食べる
・寝不足
・ストレスが多く運動不足
・寝不足により自律神経や免疫力が弱まる

いかがでしょうか？生活習慣の乱れと花粉症になりやすい要因がほとんど同じことがわかりますね。
ダイエットを成功させるためには、健康的な生活習慣を身に着けることが大切です。まずは食生活を見直すことからですが、極端な食事制限をするのではなくバランスの取れた食事を意識することが必要となります。そこに運動を取り入れることで基礎代謝をアップさせることが出来ます。基礎代謝がアップすると消費カロリーが増え、リバウンドもしにくい身体を作ることが出来ます。

このようにダイエットを行うことで必然的に花粉症を改善する生活が送れるようになります。

まとめ

ダイエットと花粉症の関係性があることがわかりましたでしょうか。日常的に行っていたことを改めていくのはとても大変なことだと思います。しかし、これを機に生活を見直すことでダイエットも花粉症からも少しでも解放され快適な生活を手にできるのなら一石二鳥ではないでしょうか。
ぜひ小さなことから生活習慣を見直すことで、健康的な身体を手に入れられるよう参考にしてみてくださいね。