花粉症を軽減するには?
冬から春に向かうこの時期、多くの人を苦しめていることでしょう。今年も花粉症の季節がやってきました。花粉症は国民病ともいわれ、最近では日本人の2人に1人が花粉症の可能性があると報告されています。花粉症がひどくなれば日常生活にも大きな支障をきたすことになります。
今回は花粉症と花粉症を軽減してくれる対策についてご紹介してきたいと思います。
花粉症と対策
私たちの身体には、有害なもの(異物)を排除し、身体を守ろうとする免疫機能が備わっています。この免疫反応が過剰になることで起こることをアレルギーといいます。花粉症は体内に入り込んだ花粉を身体から排除しようと過剰に反応することで引き起こされているのです。花粉症になるとくしゃみ、鼻水、鼻づまりといった鼻の症状や、目のかゆみ、充血といった目の症状が現れます。さらには人によって、肌荒れなどさまざまな症状がみられます。
花粉症対策の基本
【花粉の飛散量が多い時は外出を控える】
スギ花粉の場合、12時頃と17時頃が飛散のピークとなります。外出をする場合、この時間帯を避けることで症状の緩和が見込めます。さらに外出をする場合は必ずマスクやメガネを着けると良いでしょう。
家にいる時は窓や戸を閉め、空気清浄機を使用することで緩和されるでしょう。
【花粉が付着しやすい素材の洋服を避ける】
今や花粉が付きにくく、付いても花粉が落ちやすくなるというおしゃれな服も販売されています。花粉のつきやすいウール素材は避け、つるつるした素材の上着を身に着けるとよいでしょう。
【花粉を家の中に持ち込まない】
花粉の時期は洗濯物を外に出さず、部屋干しにする、定期的な掃除も大切です。帰宅時には衣服や髪に付いた花粉をよく払ってから家の中に入りましょう。うがい、手洗い、洗顔をし、鼻をかむことをお勧めします。
花粉症と運動
運動は、体脂肪の燃焼や心肺機能の改善などの効果がありますが、それらは花粉症にも効果的です。筋トレを行うことで筋肉量が増えると基礎代謝量が増えます。代謝が増えることで、異物を体外に排出する働きが強くなり、花粉症が軽減されます。さらに、代謝が良くなり体温が上がることで、免疫力が上がるとも言われています。無害である花粉を有害と誤って認識するのは、免疫力が低下してるからこそ起こります。運動によって免疫力を上げれば症状も緩和されるというわけです。
さらにもう一つ運動が花粉症に良いとされるメカニズムがあります。
それは、自律神経を整えるということです。花粉症の症状は、主に、自律神経の暴走で起きていると言われています。特に花粉で刺激された副交感神経が興奮して、粘膜から異常に分泌物が出てしまいます。つまり、花粉症などのアレルギー体質とは、「副交感神経が興奮しやすい体質」ということになります。運動はこの優位になった副交感神経を抑え、交感神経に切り替える役割をしてくれるため、花粉症を改善できる効果が上がるということになります。花粉症の季節が来る前から、運動によって自律神経を整えておくといつもと違う花粉シーズンを過ごせるかもしれません。
花粉症と加圧トレーニング
花粉症には運動が効果的だということをお判りいただけたと思います。
次は、運動の中でも加圧トレーニングが花粉症に良い効果を表すということについてご紹介します。加圧トレー二ングは適度な血流制限をかけた状態で運動を行うことで、成長ホルモンの分泌を促進し、血流を改善する効果があります。加圧トレーニングを行うことで、血流が改善され、免疫力が向上します。免疫細胞の働きが活性化されるとアレルギー反応を起こしにくくなります。さらに血流が改善されることでアレルギー反応を抑制することが出来るのです。
さらに加圧トレーニングによって、成長ホルモンの分泌が促進されますが、成長ホルモンには、炎症を抑える作用があるため、花粉症による花粘膜や気道の炎症を軽減をする可能性があります。
加圧トレーニングは通常の筋トレや有酸素運動などより、効率的に花粉症に良い効果を担うことができるでしょう。
※加圧トレーニング後の注意点
トレーニング後は花や目の粘膜に血流が増し、花粉に対する感受性が一時的に高まる可能性があります。そのため、トレーニング後はマスクやメガネなどの着用をお勧めします。
まとめ
基本的な花粉症対策はみなさん知っていたと思いますが、運動で花粉症が緩和されるとは思いもよらなかったのではないでしょうか。花粉症が重症化すると、勉強や仕事に支障をきたします。集中力や思考力の低下、イライラすることで人との付き合いにも支障が出てくるでしょう。運動によって、少しでも花粉症の症状が緩和できるように家でも出来る筋トレやストレッチなどから始めてみてください。
この記事へのコメントはありません。