運動すると、こんないいことが!
皆さんは何のために運動していますか?
ダイエットのため、健康維持のため、または体を動かすことが好きだから…といった様々な理由があると思います。
運動はもちろん体にいい影響を与えてくれますが、実は心にも素晴らしい効果をもたらしてくれます!
そこで今回は、運動が心に与えてくれる3つの効果についてお伝えしたいと思います。
ストレス軽減効果
まず1つ目は、運動がストレスの軽減に効果的であるということです。
私たちは日常生活でさまざまなストレスを抱えていますよね。しかし運動をすると、心拍数が上昇して体内の化学物質であるエンドルフィンが放出されます。これにより、ストレスホルモンのレベルが低下して、気分がリフレッシュされるのです。
また、気分を安定させてくれる幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が多く分泌されることで、ストレスを軽減し、幸福感を感じさせてくれるというわけです。
ストレスが溜まったときには「甘いものを食べたくなる」というのもよく聞くと思います。確かに、甘いスイーツを食べた後にも”幸福感”が増します。
これには血糖値が関係していて、甘いものやご飯などの糖質を摂ると、血糖値が上がりますが、その上がった血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンには血糖値を下げる働きがありますが、この血糖値を下げようとする働きによって、一時的にセロトニンが増加するからです。 そのため、甘いものを食べることによって、一時的な幸福感を感じることになるのです。
ただし、その持続時間はわずか20分程度と一時的なものにすぎません。逆に食べてから1時間経過すると、食べる前よりもストレスや不安感が増すとまで言われているのです。
そしてそのストレスや不安感から再びスイーツが食べたくなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。特にダイエット目的で運動をしている方は、甘いものを食べることはおすすめできませんので、運動して気分をリフレッシュさせることを選択しましょう!
心臓の健康をサポートする
2つ目の効果は、運動すると心臓の健康をサポートしてくれるということです。
心臓は私たちの体の大事なパートナーです。運動をすることで、心臓の働きが改善され、徐脈や不整脈といったリスクを軽減してくれます。
さらに、定期的な運動は血圧を正常範囲に保つのにも役立ちます。心臓の健康を守るということは、心血管疾患のリスクを低くするためにもとても重要です。
心筋梗塞や心不全を起こしたことのある人の場合、運動をすることで「また心臓発作を起こすのではないか」という心配から、どうしても運動不足になりがちです。
もちろん担当医の方との相談は必要ですが、ある程度の運動をした方がその後の心臓の健康を保てると言われています。むしろ、長い期間安静にしすぎると、筋力低下や呼吸機能低下、立ちくらみやふらつきが起こる起立性低血圧、骨粗しょう症など、全身の調節機能まで異常を来たしてしまい、心血管リスクが上がるとさえ言われているのです。
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動から、無理のない程度の筋トレも入れていただくと、より心臓の健康をサポートできるようになります。筋力を落とさないことは、日常生活を健康的に過ごすためには欠かせない、とても大切なことだと言えます!
自己肯定感がアップする
最後の3つ目の効果は、運動すると自己肯定感がアップするということです。
自己肯定感とは、自分自身を認めて自信を持つことです。運動によって体力や体型が改善されると、自己肯定感が高まります。運動は努力と成果の結びつきを感じられる活動ですので、運動を続けていくことで「これだけできるようになった!」「これだけ変化が出てきた!」と様々な目標をクリアしていく達成感や満足感が得られるため、それが自信へと繋がります。そして、自分に自信が持てるようになると、常にポジティブで気持ちが明るくなっていきます。
さらに、運動は社会的なつながりをもたらすいい機会にもなります。新しいスポーツを始めたり、フィットネスクラブやジムに通うことで、新しい友人や仲間との出会いがあります。その仲間たちと一緒に運動することで、共通の目標に向かって励まし合ったり、競い合ったりすることができます。このような社会的なつながりは、心の健康にとって非常に大切なことだと言えます!
まとめ
運動というと体に変化をもたらしてくれるという印象が強いですが、体だけではなく、心にもとてもいい影響を与えてくれます。
運動は「単に体を動かすこと」ということではなく、心との繋がりや社会的なつながりを生んでくれる素晴らしい手段です。
特にダイエット目的の方は、運動がツラく感じてしまう時があると思いますが、心身の健康をサポートしてくれる存在だと思い、前向きに行えるといいですね!その気持ちが、また結果として結びついてくると思います!
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