冬に太ってしまう原因とは?
冬に太る原因があります。一つ目は寒くなって動かなくなり活動代謝が下がる、二つ目は日照時間の減少で冬季うつ病になり過食が進む、三つ目は忘年会などの飲み会が重なり飲んだり食べたりすることが増えることです。二つ目に関しては気がついているようで気にしていない人が多いです。
では、冬のダイエットに注意すべきこととその対応策を三つにわけてお話していこうと思います。
身体の冷えと血行の改善
冬になるとどうしても気温の問題が出てきます。寒さが厳しくなり寒い日が続くと、もちろん体温も下がり、身体が冷えるようになります。もともと冷え性の方はもちろん、そうでない方でも身体は冷えを感じてしまうのではないでしょうか。
身体をいつでもポカポカに温めるには、日常生活で食べるものや飲むものが重要となってきます。特に身体を温める飲み物と言えば生姜湯が定番ですね。生姜に次いで、血管拡張作用のあるポリフェノールを含んだココアも身体を温めるのに適した飲み物です。寒さを感じた時は特に気にして飲んでみるといいですね。
物理的に寒さを防ぐために首・手首・足首というように、首とつく箇所は皮膚に近いところに動脈が通っているため、外気にさらされると冷えやすく、寒さを感じやすくなります。マフラーやレッグウォーマーなどで保護してあげると効果が上がります。身体を巡る血液を冷やさないことが肝心です。
さらに、身体が冷えるとダイレクトに血行が悪くなります。対策として、まずはちゃんと湯船に浸かり、お風呂上りにはリンパマッサージなどを行ってケアすることです。また、冬は運動不足になりがちで、それも血行が悪くなる要因となります。お部屋を寒くすると余計に動きたくなくなります。暖房などで適度にあたたかくして、適度なストレッチを行うといいですね。
冬季うつに打ち勝つ
北風の吹く、どんよりとした冬の気候に合わせるかのように、どんよりとした気持ちになるような状態を「冬季うつ病」と言います。発症時期としては秋から冬にかけて、日照時間が短くなり寒くなってくる季節に生じやすくなります。発症率は女性がやや高く、春になって再び日照時間が増えると、自然に治ることが多いと言われています。
冬季うつになると甘いものが無性に食べたくなるなど過食傾向になる場合があります。冬季うつ病の原因は解明されているわけではありませんが、日照時間と関係しているのではないかと考えられています。冬には日照時間が減少します。そのため、体内時計がずれることにより、身体に様々な異常を引き起こすということです。では、冬季うつを未然に防ぐにはどのような対策が必要なのでしょうか。
・できるだけ屋外に出て日光に当たる
寒い季節はついつい外に出るのがおっくうになり、部屋で過ごしてしまいがちですが、一日一回は外の空気に触れ、日光を浴びるようにしましょう。日光に当たることで、体内リズムやホルモンバランスを整える効果も期待できます。外にでられない日でも窓やカーテンを開けて、日光浴や空気の入れ替えをするだけでも、気分がスッキリします。
・運動習慣を持つようにする
軽いウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を積極的に取り入れてみましょう。運動をすることにより、ストレス発散となり、うつ病だけでなく、生活習慣病の予防やダイエットにも効果的です。外出の目的は庭の掃除や買い物でも構いません。部屋にこもりきりになるのは避け、寒い冬こそ少しでも外に出て、憂鬱な気分を吹き飛ばしましょう。
イベントの攻略法
冬はイベントが多い時期でもあります。クリスマスに忘年会、年末年始にかけては一年で一番イベントが多くなり、飲んだり食べたりすることが増え、太りやすくなってしまいます。さらに、クリスマスや年末年始ではいつもより高カロリーな食事が振る舞われ、食べる量を制限してもカロリーオーバーになるケースも考えられます。
そこで対策としては、食べる順番ダイエットがあります。出された食事を残すことなく、食べる順番だけを変えるだけのダイエット方法となるため実践しやすいと思います。具体的には、スープなどの汁物から始まって、野菜、肉や魚とつづき、最後に炭水化物を食べるという方法です。食べる順番を意識するだけなので、周りの人にダイエットをしていることも気づかれません。覚えておくと冬以外でも使えるダイエット法ですね。そして、食べ過ぎた翌日は調整日に充てるなどの工夫してみるのも良いでしょう。トータルでのカロリー摂取がいつも通りになるように調整することで太ることも抑えられるはずです。
まとめ
身体が冷えていると、免疫力が下がってしまったり、元気がなくなってしまったりと良いことはほとんどありません。
一方、冬のダイエットをする上でのメリットもあります。身体が体温を維持しようとしてカロリーを消費します。このため、冬はカロリーが消費しやすく、痩せやすい時期とも言えるのです。今回あげました3選に気をつけ、ダイエットを行ってみてはいかがでしょうか。
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