体幹を鍛えると良いこととは?
ダイエットや身体作りのためにトレーニングをしようと考えたことがある方なら、一度は聞いたことがある「体幹トレーニング」。
「体幹を鍛えると良い!」という言葉はよく聞きますが、なぜ体幹を鍛えると良いのか、ダイエットをしたいと思っている方には一体どのような効果があるのでしょうか?
今回は、体幹を鍛えることの効果と、加圧トレーニングとの関係性もお話ししていきたいと思います。
体幹とは何か?鍛えることの重要性
早速ですが「体幹」とは、身体の中のどこの部分のことを指しているのでしょうか?なんとなく分かっているようで、意外と明確に答えられない体幹。簡単に言えば言葉の通り身体の幹となる部分のことで、手や脚、頭部を除いた胴体のことを指しています。つまり、体幹トレーニングというのは「胸、お腹、背中、腰」の筋肉を鍛えるトレーニングということです。
体幹は骨盤、背骨、肋骨、肩甲骨といった骨とその周囲にあるインナーマッスル(深層筋や表層筋)によって成り立っていて、身体の中心となる部分になります。役割は主に「身体の軸になること」「手脚を動かすこと」「姿勢を保つこと」の3つです。普段何気なく手や足を動かしたり、首を回したりといった動きをしていますが、そういった動きはそれぞれの部位だけでは行うことはできません。体幹部の筋肉が動き、それに連動するようにして手脚の筋肉が動いているのです。身体を動かす基本となる役割だと言えますね。また、姿勢を維持する役割があるので、鍛えることで姿勢が良くなり、安定感が高まります。すると内臓や筋肉、骨が正しい位置に戻るので、スタイルアップだけでなく、肩こりや腰痛の改善にも効果が期待できます。
身体の内部にあるものなので、普段はあまり意識をしない部分ではありますが、私たちが健康に生きていくためには非常に重要な部分と言えます。積極的にトレーニングをして体幹を鍛えていきましょう!
体幹を鍛えることで得られるダイエット効果とは?
体幹トレーニングで得られる効果には、姿勢や身体の不快な症状の改善、身体のバランス感覚がつき、運動能力が高まるといったものがありますが、多くの方が気になるのが「ダイエット効果」ではないでしょうか?
結論から言うと「痩せやすい体を作る効果」があります。体幹トレーニングは消費カロリーが多いわけではないので、直接脂肪を燃焼し減量に繋がるということではありませんが、体幹部の筋肉量が増えることで基礎代謝が上がり、痩せるための体づくりができるということです。
また、インナーマッスルが鍛えられるので、ぽっこりお腹を引き締め、くびれのラインができるなどボディメイク効果があります。
ただ、体幹トレーニングだけで痩せたい!と考えるには少し効果が現れるまでに時間がかかります。それは①体幹トレーニングで体幹が安定する→②日常の動作や運動能力が上がる→③トレーニング量が増える→④消費エネルギーが増えるという流れになるからです。
つまり、体幹トレーニングだけで直接ダイエット効果を得ようと思うと少し遠回りになってしまいます。体幹を鍛えながらダイエットにも取り組みたいと思われている方は、有酸素運動を取り入れながら消費カロリーを増やしていきましょう。
加圧トレーニングで体幹は鍛えられる?
やっぱり「体幹も鍛えたいし、ダイエット効果も早く得たい!」という方におすすめなのが、加圧トレーニングです。
加圧トレーニングは腕や脚に加圧ベルトを巻き、適度な圧力をかけることで血流をコントロールしながら行うトレーニングです。そのため、腕や脚など部分的に筋肉をつけシェイプアップさせるためのトレーニング法だと思われがちです。
でも実は「加圧ベルトを巻いていない部位」にも効果転移が起こります。もちろん胴体の部分にベルトを巻いていないので直接働きかけるわけではありませんが、加圧トレーニングでは筋肉の生成を促す成長ホルモンが大量に分泌されるので、この成長ホルモンが移動をすることで、直接加圧をしている部分だけではなく、その他の筋肉も鍛えることができるのです。
その中にはもちろん体のコアとなる筋肉にも効果があるので、加圧トレーニングは体幹を鍛えるトレーニングとしてもとても有効ということになります。もちろん、成長ホルモンの分泌によって体脂肪が分解され、ダイエット効果も得られるので、体幹を鍛えながらダイエットにも取り組みたい人にはピッタリのトレーニング法だと言えます!
まとめ
筋肉を鍛える際には、その部分の筋肉を意識することがとても重要です。
しかし体幹部の筋肉というのは、表面にあるものではありませんので、意識をしながら負荷をかけてトレーニングするのが難しいです。
なかなか効率よく鍛えづらい部分ではありますが、加圧トレーニングであれば、低い負荷でもしっかり鍛えることができるので、体幹を鍛えながら、成長ホルモンでさらに脂肪燃焼もしていきましょう。
この記事へのコメントはありません。