ダイエットは難しいもの？

年々痩せにくくなっていると感じてはいませんか？年とともに代謝も落ちていくため、何もしないと痩せにくい体へと変化していってしまいます。では、その代謝を上げるためにはどうしたらいいのでしょうか？

今回はダイエットにオススメの加圧トレーニングについてご説明します。あなたのダイエットのイメージが変わること間違いなしです。

代謝とは

心臓を動かして血液を体中に行き渡らせ、胃腸を動かし食べ物から栄養を吸収する、呼吸をして酸素を取り入れるなど生きて行くうえで必要なエネルギーが基礎代謝になります。基礎代謝は生命維持のために使うエネルギーです。１日中、寝ている時も行われています。

人間が消費するエネルギーの６０％以上基礎代謝なのでこの量が高ければ高いほど、何もしていなくてもエネルギーを消費しやすい体になります。

基礎代謝を高めるためにはどうしたらいいのでしょうか。
必要なのは運動と食事です。

基礎代謝の４割が筋肉によって使われます。ですので、基礎代謝量を上げるためには筋肉量を増やすことが必要になります。

痩せやすい身体作りには、まずは運動と食事で基礎代謝量をあげていきましょう。基礎代謝の実に4割が筋肉によって使われます。つまり筋肉量を増やすことで年齢とともに自然に減ってきてしまう基礎代謝量をあげることが可能です。

筋肉を上げるためにはハードなトレーニングをしなければならないといったイメージを持たれている方は多いのではないでしょうか。
トレーニングにも様々な種類がありますが、その中でもオススメなのが加圧トレーニングです。

筋肉を鍛えるには

筋肉の中には遅筋と速筋があります。

身体の外側にある筋肉が速筋で、瞬発力が必要な運動で鍛えられます。短距離走や重いウエイトを使ったトレーニング等です。

一方、遅筋は骨や内臓に近い身体の内側の筋肉で、ウォーキングなどの軽めの負荷でゆっくり長時間行う運動で鍛えられます。

通常これらの2つの筋肉を同時に鍛えることはできません。鍛え方が違うためです。

加圧トレーニングを始めると、血流を制限しているために血流量が充分ではなく、体の筋肉が低酸素状態になります。
トレーニングを行う時には筋肉を使用しますが、筋肉が回復するためには酸素が必要となります。血流を制限するということは、筋肉の酸素を制限して酸欠になっているような状態です。

加圧トレーニングを始めると、まず遅筋の酸素が足りなくなります。これは、大きい負荷の運動を行っているのと同じ状態を人工的につくり出しているということです。

そのため、普段は活動し始めるのに時間がかかる速筋が大きい負荷を受けたと脳が錯覚し、活動をすぐに開始するよう脳から指令が届きます。

つまり加圧トレーニングを行うことで、短時間かつ小さな負荷で遅筋と同時に速筋を鍛えられ、基礎代謝量を効率的に高めることができるのです。

成長ホルモンも分泌される

加圧トレーニングを行うと、トレーニング後から成長ホルモンが通常の約290倍分泌されたという研究結果が出ています。

この成長ホルモンですが、別名「若返りホルモン」と言われており、美肌効果、育毛効果などアンチエイジングにも期待できる効果があります。また女性ホルモンの分泌を促すというデータも出ており、お肌のつやがでる上、女性ホルモンの影響で女性らしさがアップします。

さらに成長ホルモンは脂肪を燃焼してくれます。そして、トレーニングによって筋肉を増やし鍛えることで基礎代謝が上がるため、太りにくい体質になるのです。

まとめ

基礎代謝をあげるためには筋肉量をふやすことが大切です。加圧トレーニングを行うことで遅筋と速筋を効率的に鍛えることができ基礎代謝を上げることができます。
また加圧トレーニング後には大量の成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは筋肉を作り脂肪燃焼効果があるためダイエットにとても効果があります。
年齢とともに基礎代謝は下がりますが、加圧トレーニングで年齢に負けない代謝の高い体を目指しましょう。