加圧トレーニングは男性にも効果的！

加圧トレーニングといえばまだまだ女性がやるトレーニングというイメージがあるかもしれませんが、実は男性にもとてもおススメなトレーニング方法なのです。

今回は特に男性の身体の悩みなどを交えて、男性にも加圧トレーニングがおススメな理由をお話していこうと思います。

メタボ対策

身体の部分でなぜかお腹周りだけがどうしても落ちないと悩んでいる男性が、実はとても多いのではないでしょうか。内臓に近い部分に中性脂肪が多い、いわゆるメタボ、メタボリックシンドロームと呼ばれる状態です。

内臓脂肪型肥満のメタボリックは、そのまま放置しておくと、高血糖・高血圧・高脂血症になるリスクが非常に高くなり、心臓病や脳血管障害などの病気の原因になります。

このタイプは、若いころはスポーツなどで身体を動かしていたが、社会人になってデスクワークの為身体を動かすことがほとんどなくなり、会食も多くなり食事やお酒の量が圧倒的に増えた、気がつくと年々体重も増加、なおかつ仕事が忙しく、運動をする時間さえも取れないという理由で運動不足に陥っている方がほとんどではないでしょうか。中高年の肥満は成人病にも繋がっていきます。

中性脂肪を減らすには食事の見直しや余分な飲酒を控えることなどが必須ですが、同時に運動を取り入れることも大切です。体の筋肉量が多いほど、基礎代謝が上がり、脂肪は筋肉によって燃やされるため、たまりすぎた脂肪を落としたり、脂肪のつきにくい身体に変えてくれます。

学生時代のように運動をする時間がとれない忙しい男性でも、加圧トレーニングは、短時間、低負荷で効果が出ます。男性の多くの方は、こんな軽いトレーニングで良いのかと不安に思われるかも知れませんが、ベルトを巻き負荷をかけて行いますので、トレーニングを続けているうちに脂肪が燃え、徐々に筋肉質の身体になっていくのです。

さらに、メタボリック解消や全体のシェイプアップをお望みの場合は、加圧後のウォーキングマシンやエアロバイクによる有酸素系の運動を取り入れると、短時間での脂肪燃焼を促せます。

疲労回復・肩こり・腰痛改善

毎日のお仕事により、肩こり・腰痛・膝痛などでお悩みの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けたことにより、筋肉が萎縮して血行が悪くなったり、重い荷物を持つお仕事では、腰痛や膝痛がおこります。また、筋力が低下していると、腕や頭、上半身の重みを肩・腰・膝の筋肉が支えきれず、肩こり、腰痛・膝痛の原因となります。

加圧トレーニングは、血流をセーブした状態でトレーニングを行います。その後、圧力を抜くと一気に血液が流れます。これにより、滞っていた老廃物なども押し流されて血行が促進され、新陳代謝も促されます。つまり、疲れが回復しやすい状態、凝りにくい身体を手に入れることが出来るのです。

膝痛の方でも加圧トレーニングでしたら、関節に負担をかけずに脚の筋トレが可能です。腰痛予防のために運動が良いといわれていても、腰が弱いと運動そのものがまともにできず、腰痛予防のトレーニングのはずが腰を痛めてしまうこともあります。腰痛の方でも加圧トレーニングなら、関節に負担をかけずに脚の筋トレが可能です。

まずは筋力アップをすることによって、関節への負担を軽減することが大切になってきます。肩・腰・膝に過度な負担をかけることなく、安全にトレーニングできるため、加圧トレーニングはとてもおススメなのです。

男性にもアンチエイジングは大切

アンチエイジングは「加齢や老化に抵抗し、若々しくある」という意味の言葉です。アンチエイジングホルモンの代表は成長ホルモンです。成長ホルモンには代謝に関する作用があり、新陳代謝を活発にしたり細胞を修復するのに欠かせません。

加圧トレーニングを行うと成長ホルモンが分泌されます。この成長ホルモンが紫外線やストレスなどでダメージを受けた肌を修復して肌機能を整え、美肌成分の分泌を促す大切な働きをしてくれるのです。

女性に限らず男性であっても、はりのある筋肉やみずみずしい肌、つややかな髪の毛はその人を若々しく見せます。いろいろな老化現象を遅らせ、骨密度を上昇させるなどの素晴らしい効果は成長期を過ぎた大人にも同様に表れると言われています。

まとめ

加圧トレーニングは筋力をアップさせるだけではありません。若い時にはあらゆるホルモンが簡単な刺激により大量に放出されます。

しかし、加齢により男性ホルモンであるテストステロンや成長ホルモンの分泌量はどんどん減少していきます。成長ホルモンのレベルが下がってくると筋肉量が減少したり、体脂肪が増加したり、免疫量の低下などで健康面にも問題が出てきます。加圧トレーニングを行うことで、健康な体をいつまでも維持し、仕事も毎日の生活もアクティブに過ごせるようになります。若々しい見た目と健康、同時に手に入れましょう。