プロテインを飲むと得られるメリットとは?
皆さんは普段、サプリメントを飲んでいらっしゃいますか?
サプリメントとは日常の食生活において不足しがちな栄養素を補ってくれる食品です。形状は、錠剤、カプセル、粉末タイプなどたくさんの種類があります。
数多くあるサプリメントの中でも「プロテイン」というのは皆さんが一番よく耳にするのではないでしょうか?水や牛乳などで溶いて飲むプロテインパウダーとして現在広く認識されていますので、今までに飲んだことのある方や今現在飲んでいるという方も多いと思います。
「筋トレにはプロテイン!」というイメージは多くの方が持っていらっしゃると思いますが、実際にはどんな効果があり、どんな取り入れ方が正しいのでしょうか?
加圧トレーニングをする時にも、プロテインを上手く取り入れることで効果が上がりますので、プロテインの役割を理解していただき、トレーニングと併用して摂取していただきたいです。
プロテインの役割とは
そもそもプロテインとは、英語で「タンパク質」を意味する言葉です。
人間の体の大部分はタンパク質と水分によってできていて、骨や内臓、血液などはもちろんですが、筋肉を作るためにもタンパク質が必要となります。
一般的な日本人が一日に必要なタンパク質は「体重1㎏に対してタンパク質1g」と言われていますが、筋肉をつけたいと思っている方は「体重1㎏に対してタンパク質2g」程度が理想的と言われています。体重50㎏の方でしたら一日に100g必要ということですね。これだけの量を普段の食事だけで摂取するのは意外と大変なものです。そんな時に足りない部分を補ってくれるのがプロテインです。
プロテインは納豆や味噌などの大豆、魚に含まれているタンパク質、鶏肉のささみなどに含まれるタンパク質でできていますので、この成分が加圧トレーニングで破壊された筋肉を修復させようとしている時に大きな助けとなってくれます。
プロテインを摂るタイミング
加圧トレーニングをする日にプロテインを摂る際は、摂取するタイミングがとても大切になります。そのタイミングは、トレーニング終了後の30分以内です。
加圧した部分のベルトを外すと、そこから30分は脂肪の分解や筋肉が作られるゴールデンタイムと言われています。身体が栄養を吸収しやすい状態になっていますので、トレーニング直後にプロテインを摂取することで、効率よく筋力アップをサポートしてくれます。
加圧トレーニングは、低負荷・短時間でも高負荷・長時間のトレーニングを行ったような効果を得ることができるので、重たい重りを持ってするような高負荷なトレーニングより、体感的にも気持ち的にも余裕を持ってできると思います。
ですが、その感覚とは違い、筋肉はかなり消耗していますので、トレーニング後にはプロテインを摂って、筋肉の修復をサポートしましょう。
摂取しない状態が続くと、筋肉の修復が追い付かなくなったり、筋肉の破壊が進んでしまったりとトレーニング効果が上がらなくなるので、特にしっかりと筋肉をつけたいと思われている方はゴールデンタイムにプロテインを摂り忘れないようにしてください。
加圧トレーニングをしない日は?
加圧トレーニング後30分以内のプロテイン摂取がとても大切だということはお分かりいただけたかと思います。ではトレーニングを行わない日はプロテインを摂らなくてもいいかというと、そうではありません。
加圧トレーニングによってダメージを受けた筋肉は1日では修復されず、48時間~72時間かけて修復していきます。この間にもタンパク質は必要なので、プロテインを摂っていないとちゃんとした修復活動ができなくなります。
ですので、トレーニングを行わない日でも、翌日や翌々日まではプロテインを摂取するようにしましょう。この時の飲むタイミングとしては、朝や寝る前がおすすめです。
筋肉がしっかりと修復されることで、次のトレーニングの時には疲労が残っていない万全な状態で臨むことができます。
まとめ
加圧トレーニングにプロテインを併用することで、トレーニング効果をより高めることができます。ですが、あくまで補助食品です。普段の食生活では摂りきれない部分を補うものとして、ご自身に合ったものを選んで摂取をしていただきたいと思います。
一人一人、トレーニングをする目的や目指す目標が違うと思いますので、それによってもちろんトレーニング内容も変わります。トレーニング内容に合っていない過剰なタンパク質摂取は、脂肪になってしまう可能性もあります。プロテインを摂り過ぎて太ってしまっては本末転倒ですよね。どんなものをどれだけ摂取したらいいのか分からないという方は、一度トレーナーに相談をしてみることをおすすめします。
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