体脂肪が減らない人の3つの間違いとは

体脂肪が減らない原因とは?

ダイエットをしているのに、体脂肪が減らない!と嘆いている声をよく聞きます。もしかしたら、行っているダイエット方法が間違っている可能性があります。

今回は、体脂肪が減らない人の3つの間違いについてお話します。

食事

ダイエットだからといって食事を摂っていなかったり、過度な食事制限をしていませんか?過度な食事制限を行っていると体脂肪は減りません。過度な食事制限は一時的には体重を減らせますが、体脂肪よりも筋肉を落としてしまいます。筋肉が落ちてしまうと、代謝が下がってしまうので太りやすい身体になってしまいます。また、栄養が足らなくなることで身体に様々な不調をもたらしてしまいます。最終的に、ダイエット成功とは程遠い結果となってしまうので、過度な食事制限はやめましょう。

ダイエットするときの食事の基本でもありますが、摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにしましょう。具体的には、摂取カロリーが消費カロリーの90%くらいを目指すと、健康的に体脂肪を減らせます。また、健康的に体脂肪率を減らすためには、栄養バランスの取れた食事を意識しましょう。

野菜や魚、肉や豆類、海藻や根菜類など、さまざまな食材から栄養を摂ると、健康も維持できて一石二鳥です。体脂肪を落としたい時に特に意識してほしいのが、三大栄養素のバランスです。タンパク質・脂質・炭水化物の三大栄養素、どれか1つでも欠けてしまうと、栄養の吸収や筋肉の維持ができません。ダイエットどころか逆に体脂肪が付きやすくなり、リバウンドにもつながります。カロリーが多い食材を避けて、バランスを意識した食事を摂るようにすれば、体脂肪率は減っていくでしょう。

運動

どれだけ正しい食事を意識していても、やはり運動をしていないと体脂肪率を減らすことは難しいでしょう。食事を意識することで新たに体に付く脂肪を抑えることは可能です。しかし、すでに体についている脂肪はなかなか燃えてくれません。体の脂肪を燃やすには筋トレや有酸素運動などを行い、消費するカロリーを増やしながら基礎代謝をあげましょう。

体脂肪を減らしたい時におすすめなのは筋トレです。筋トレをすることにより筋肉を増やすことで基礎代謝が上がり、消費カロリーを増やすことができるため、太りにくい身体・リバウンドしにくい身体になります。また、筋肉がつくことで、引き締まった身体になります。筋トレを取り入れる際、筋トレの中でも太もも・背中・お腹といった大きい筋肉を鍛えるのがおすすめです。

最初は負荷をかけず自重トレーニングメインで行いましょう。高重量負荷よりも正しいフォームとピンポイントで効かせられているかを重視しましょう。しっかりと筋肉に効かせられなかったら効果は半減してしまいます。

有酸素運動も適度に取り入れましょう。有酸素運動は脂肪燃焼を促進してくれるので、食事や筋トレと組み合わせるとより効率的に体脂肪率を減らせます。ただただ走るだけではカロリーの消費量が少ないので、筋トレのあとに有酸素運動を行うとより効果的です。

生活習慣

体脂肪を減らすことで大切だと意外に知られていないのが、生活習慣です。普段の何気ない行動が体脂肪が減らない原因だったりするので、いま一度生活習慣も整えましょう。乱れた生活習慣のままではダイエット成功に近づけないでしょう。

まず、睡眠を見直しましょう。睡眠中には、レプチンというホルモンも分泌されます。レプチンは脂肪細胞が分泌する、食欲を抑えてくれるホルモンです。睡眠不足になるとレプチンの分泌が減ってしまいます。反対にグレリンという胃で作られるホルモンがあり、グレリンは食欲を増進する働きがあります。

このグレリンは、睡眠不足になると増えてしまう性質があるのです。ということは、睡眠不足になると食欲を抑えてくれるレプチンホルモンが減って、食欲を増進させるグレリンホルモンが増えてしまうことになるので、睡眠時間が短かくなると食欲が増して太りやすい身体になってしまいます。

また、成長ホルモンは子供の成長に欠かせないホルモンですが、実は大人になっても分泌されています。成長ホルモンは美容・健康にとって非常に大切なホルモンです。様々なダメージを受けた細胞の修復や再生をしたり、肌のターンオーバーの正常化を促したりして、アンチエイジングに欠かせないホルモンなのです。

この成長ホルモンは睡眠時に分泌されます。なので睡眠不足になると、この成長ホルモンの分泌が減り、新陳代謝の低下してしまったり、肌あれを引きおこしてしまったりします。

このように、睡眠時はダイエットや美容に大きく影響するホルモンが分泌される大切な時間です。ぐっすり眠るとこれらのホルモンの分泌量が増え、代謝がよくなったり、食欲が抑えられたりしてダイエットにうれしい効果があります。しかし、逆に睡眠時間が短かったり、質の悪い睡眠だったりすると疲れがとれないばかりか、代謝を低下させ、ダイエットには悪影響をもたらしてしまうのです。

また、食事の時間もできれば統一しましょう。まず、朝食はしっかり食べること!夜は、なるべく21時までに飲食は終えましょう。

まとめ

体脂肪が減らない人の3つの間違いについてお話しました。ダイエットには、運動や食事内容だけでなく、睡眠時間や食事のタイミングなどの生活習慣も重要です。規則正しい生活を心がけ、心身ともに健康的な状態でいると、効果的に痩せられます。
思ったより体脂肪率が減らない、と考えている方は、今回紹介した方法を取り入れてみてくださいね。

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