腹筋ではお腹痩せが難しい理由とは?

お腹痩せするために必要なこととは?

ダイエット目的で運動を始めようとしている方に「どの部位が気になりますか?」と聞いてみると、お尻や太もも、二の腕より「お腹まわり」という答えが多いです。

お腹を引き締めるためには「腹筋」が手軽で誰もが思いつくトレーニング方法だと思いますが、実は腹筋ではお腹痩せすることはなかなか難しいのです。

そこで今回は腹筋をしてもお腹周りが痩せない理由と、痩せるための正しい知識をお伝えしたいと思います。

なぜお腹だけぽっこりしてしまうのか

運動や食事制限をしてみても、どうしてもお腹周りだけ痩せない!という方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?特に40代以降の女性の方は、ホルモンバランスが変化する時期であることや、筋肉量の低下からどうしても基礎代謝が急激に落ちてしまう傾向にあります。

基礎代謝が落ちると言うことは、今までと同じような食事や生活スタイルを送っていたとしても、脂肪が蓄積しやすくなってしまうということですね。それに加え、運動不足にもなりやすい年代ですので、さらに筋力が低下して内臓を支えられない状態になり、ぽっこりお腹につながってしまっているケースがあります。

また、運動不足になると身体が冷えることにもなるので、冷えによるリンパの流れや血行が悪くなることも、お腹に脂肪が蓄積されていってしまう原因です。

血行が悪くなると老廃物の排出もスムーズにできなくなり、脂肪を効果的に燃焼することができなくなります。また、全体的には痩せているのに下腹だけがポコっと出ているという方は、姿勢の悪さや骨盤のズレも原因として考えられます。

腹筋でお腹痩せが難しいのはなぜ?

はじめにお伝えした通り、腹筋だけでお腹痩せを成功させることは残念ながらなかなか難しいです。

その理由はとてもシンプルで、お腹周りには「脂肪が多いから」です。腹筋というのは脂肪の下に隠れているものなので、まずはその上から覆いかぶさっている脂肪を落とす必要があるというわけですね。

しかし、身体の一部分の脂肪を優先して減らしていくということはできません。必ず、身体全体から分解・燃焼されていくのです。つまり、お腹にある筋肉だから腹筋を鍛えればお腹の部分痩せができるというものではなく、あくまでも全身の筋力アップをはかり、基礎代謝を上げていくことが大切です。

でも、基礎代謝を上げるなら、腹筋を鍛えてもいいんじゃない?と思われるかもしれませんが、腹筋をして鍛えることができるのはものすごく小さな筋肉になります。そこを鍛えて基礎代謝アップや脂肪燃焼効果を目指していくのはとても非効率と言えます。

また、初心者の方だと腹筋の運動をしているつもりでも、腕の筋肉や反動を利用して行ってしまう場合もあり、ちゃんと腹筋を使えていないということも考えられます。

このような点から、せっかく筋トレをするのであれば、大きな筋肉を持つ下半身などを鍛えていき、効率的に脂肪燃焼をしていきましょう。

大きな筋肉はサイズが大きい分、動かす際に利用されるエネルギー量も多いため、しっかりと基礎代謝向上へと繋がり「痩せやすい身体」へと変化していきます。

加圧トレーニングでお腹周りもスッキリ

お腹周りにお悩みの方にもおすすめしたいのが、加圧トレーニングです。

試行錯誤しながら自己流でダイエットをしていても、思うような結果は簡単にはついてきません。もちろん継続することで効果は現れると思いますが、痩せたいと思ったら一日も早くその効果を実感したいですよね!

でも、加圧トレーニングは腕や脚に筋肉がつくイメージがある…と思われるかもしれませんが、それは誤解です。確かに加圧をするための専用ベルトは腕や脚の付け根に巻いてトレーニングをするのですが、効果が現れるのはベルトを巻いている部分だけではありません。

加圧トレーニングと言えば「成長ホルモン」ですが、ベルトで加圧した状態でトレーニングをすると脂肪を分解する働きのある成長ホルモンが大量に分泌されます。

この成長ホルモンによって脂肪が燃え、ダイエットにつながるのですが、ホルモンは血液によって全身に流れていくのです。もちろんお腹にも流れていきます。つまり、お腹にベルトは巻いていなくても、成長ホルモンの働きによって、お腹痩せもできるというわけです。

さらには加圧トレーニング後2時間(ピークは15分〜30分)は脂肪が燃えやすい状態にあります。そこで、できればウォーキングやジョギングなどの有酸素運動、難しいようであれば買い物に出かけたり、家の掃除をしてみたりと、身体を動かすことを意識をすることで、お腹周りだけでなく、身体全体の脂肪燃焼効果を期待できます!

まとめ

お腹痩せ=腹筋というイメージを変え、まずはお腹周りについてしまった脂肪を燃やすために、大きな筋肉を鍛えて、基礎代謝を上げていきましょう!

より早く理想の体型に近づきたい方は、加圧トレーニングで成長ホルモンを全身に行き渡らせて、脂肪燃焼効果を高めていくことをおすすめします!

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