血流改善はダイエットに欠かせない！

まだまだ寒い日が続き、できるだけ動きたくない季節ではありますが、お正月太りからダイエットに取り組み始めた人も多いのではないでしょうか？

ダイエットと言えばカロリーオフ！糖質オフ！と食べるものばかりに目が向きがちですが、体型や体調に関する様々な悩みを解消するためには、「血流」が大きなカギを握っています。

そこで今回はキレイに痩せるためには血流改善がなぜ重要なのか、という点についてお話ししたいと思います。

知っているようで知らない血流の働きとは？

まずは基本的なことですが、血液というのは「心臓から全身の血管を巡っていき、また心臓へ戻ってくる」ということを繰り返しています。この血液の流れのことを「血流」と呼びます。ここまでは誰でも知っていることですね。

では、血液が全身を巡っていく間に、一体どんな働きをしているのかご存知でしょうか？

主に３つの役割があります。

一つ目は「全身の細胞に酸素と栄養を運ぶ」ことです。血液には、酸素や食事から摂取した栄養素、体内で作られたホルモンやミネラルを運ぶ役割があります。

二つ目は「二酸化炭素と老廃物を排出させる」ことです。体内で不要となった二酸化炭素や老廃物を回収して、肺や腎臓に届け、体外へ排出するのを助ける働きをしています。

最後に「細菌やウイルスを排除する」ことです。体内に細菌やウイルスなどが侵入すると、それを血液が取り込んで消化してくれたり、体外に排除してくれます。

このように、血液は酸素や栄養素を取り込み、不要なものを排出してくれるというとても重要な役割を担っています。

特に女性の方に多い、冷えや肩こりなどは血行不良が原因と言われるのは、血流が悪いと必要な栄養や熱エネルギーが全身の隅々まで行き渡らず十分な役目を果たせないためです。

ダイエットになぜ血流が関係するのか？

血液は全身を巡っていく間にたくさんの役割を果たしているとお話ししましたが、ダイエットのためにはどんな働きをしているのでしょうか。

まず、無駄な脂肪を落としてダイエットをするためには、多くのカロリーを消費できる状態になることや、筋肉の働きが活性すること、基礎代謝をあげることがとても重要になります。そしてそのためには酸素や十分な栄養を体の隅々まで運ぶ必要があります。

その役割を担っているのが血液です。この血液がスムーズに流れていることがとても重要になります。

しかし、年齢を重ねると毛細血管はどんどん衰えて減少していってしまいます。血流が悪くなるということは代謝が落ちてしまうということなので、どんどん脂肪が蓄積されて太りやすい体質になってしまうのです。

そうならないためには、適度なトレーニングをして血管を太くて柔らかくし、毛細血管を増やしていくことが理想的です。毛細血管を増やすことで基礎代謝が上がり、体がたくさんのエネルギーを消費してくれる状態になるからです。

体重を減らすだけのダイエットは一時的には痩せることはできるかもしれませんが、栄養不足に陥り、基礎代謝は低く、太りやすい体になっていることがほとんどです。それよりも体の血流を良くしながら代謝を上げていく方法をとることがダイエットを成功させるためには必要と言えます。

血流改善しながらダイエットができる加圧トレーニング！

加圧トレーニングの大きなポイントは腕や脚の付け根に適切な圧力をかけることで、血液の流れを適度に制限することです。加圧トレーニングが一般的な筋トレに比べて効果が上がると言われる理由は、まさしくこの血流の制限にあります。

加圧トレーニングの専用ベルトを巻き、血流を制限させると、脳は危険な状態であると勘違いをし、血流を増やさないと！と心臓から全身に血流量を増やすように指示を出します。その結果、圧力から解放された瞬間に増加した血流量が毛細血管の隅々まで一気に行き渡り、血管が拡張します。

そして、加圧と除圧の繰り返しにより毛細血管の数が増えることで血流改善につながるのです。

また、血管内皮細胞の柔軟性が上がり、弾力性のある血管に蘇ります。つまり、血管年齢が若返るということです！

目には見えない体の中のことなので、血流が良くなっているのか、血管が若返っているのか分かりづらいと思いますが、加圧トレーニングなら一般的なトレーニングに比べて体への変化が現れるのが早く、効果が感じられやすいと思います。

さらには脂肪燃焼を促してくれる成長ホルモンが大量分泌されたり、新陳代謝を活発にしてくれるなど、体に嬉しい効果がたくさん期待できます！

まとめ

血液の流れが、健康や美容、ダイエットにも大きく関係していることがお分かりいただけたでしょうか？

誰でも加齢により血管は徐々に硬くなり、血液を送る力が弱くなってしまいます。

血流が悪い部分には脂肪が蓄積しやすいため、加圧トレーニングをして血流改善をし、体の隅々まで血液を行き渡らせましょう！