夏にダイエットをする上で気をつけたいこと
6月に入り、猛暑日が続いていますね。外はこんなに暑いのになぜか身体は冷えてしまっている「夏の冷え性」に悩んでいませんか?夏の暑さ対策によって、知らず知らずのうちに体が冷えていることがあります。
身体の冷えはダイエットの大敵です。今回はこれからの季節に健康的に痩せるためのポイントをご紹介していきます。
水分摂取に注意する
夏は水分補給が重要ですが、水分によって身体を冷やさないように注意が必要です。冷たい飲み物やアイスばかりを摂りすぎていると、もちろん体温が下がりやすくなります。
また、暑くて喉が乾いている時は、つい炭酸飲料に手を伸ばしたくなることがあると思いますが、炭酸飲料500mlには大量の糖分が含まれています。ダイエットに取り組んでいる方でしたら、食事で糖質制限を頑張っていたとしても、炭酸飲料で糖分を大量にとってしまっていては意味がありませんよね。
暑い夏に水分摂取を心掛けることはとても大切ですが、冷たい飲み物や甘い飲み物ではなく、常温の水や温かい飲み物を選ぶことがポイントです。朝食に温かいスープやハーブティーを取り入れると、体内の代謝が活性化されるのでおすすめです。
食事にも辛味やスパイスをプラスしてみましょう。唐辛子や生姜、ニンニクなど、身体を温める効果がありますので、積極的に取り入れてみると身体の中が温まってくるはずです。
また、夏は夏バテから食欲が落ちてしまいがちだと思いますが、食事をすることで、食べ物が消化・吸収され肝臓でエネルギーに変わり、そのエネルギーが体内で熱に変わるので、身体を温める為には3食きちんと食事をすることを心がけましょう。
特に朝食を食べないと、体温が上がらないまま1日をスタートすることになってしまいます。手軽に食べられるよう、前日に準備をしておくと、忙しい朝の負担も減ります。朝食を食べる習慣がない方は、まずは野菜ジュースやヨーグルトなど軽いものでもよいので、口に入れるところから始めましょう!
身体を動かして、ストレス発散する
忙しい毎日の中で、多くの方が抱えているストレスも、実は身体を冷やしてしまう1つの原因と言われています。
夏は暑さや日常生活の変化によるストレスが増えやすい季節と言えます。ストレスをうまく管理することが、身体のバランスを整え、健康的なダイエットを促進することができることに繋がります。
ストレス発散方法として「運動をする」ということはとても効果的だと言われています。
運動をすると単に気分転換になるだけでなく、脳の血流もよくなるため、脳が活性化されて、心に安らぎをもたらすセロトニンなどの神経伝達物質が脳内に増えることがわかっています。セロトニンは気分や集中力を左右すると考えられている神経伝達物質で、脳内のセロトニン量が増えると、心が落ち着いてストレスが軽減されることになります。
暑い夏には運動するのが億劫になるかもしれませんが、どの季節も適度な運動はダイエットには欠かせません。身体を動かすことで血行がよくなり、その結果体温も上がります。
日中の強い日差しを避けて、早朝や夕方の涼しい時間帯にぜひ運動を日常生活の中に取り入れてみてください。
身体を保温する
体を温かく保つことも大切です。冷房の効いた室内に長時間いると、身体は体温を維持しようとして血管を収縮させます。すると血の巡りが悪くなるので、身体の末端である手足から徐々に冷えていきます。
そういった環境で長時間過ごす場合は、薄着や素足にならずに適度に防寒対策を行いましょう。薄手のカーディガンやストール、足元には靴下を履くことで体温を逃さずに温かさをキープできます。身体を冷やしすぎないように様々な工夫をすることが大切です。
また、夏だからといって入浴時にシャワーだけで済ませてしまう人も多いのではないでしょうか?夏こそ湯船にしっかり浸かって血流を促し、身体を温めるようにしましょう。
ここで注意したいのが、入浴後です。入浴後に冷たい飲み物を飲んでしまうのは避けてください。冷たい飲み物を飲んでしまうと、せっかく温まった身体が急激に冷えるため、入浴の効果が半減してしまいます。
お風呂上がりには常温の水か白湯で水分を補給して、就寝するまで身体が温かい状態をキープしましょう!そして寝るときももちろん軽い毛布や布団で身体を包み、快適な睡眠環境を整えましょう!
まとめ
夏は体を冷やすことなく健康的にダイエットを進めていただきたい季節です。
温かい飲み物や食事、適度な運動、体を保温、ストレス管理などのポイントを意識して取り入れることで、体の代謝を活性化させ、夏の健康的なダイエットを実現しましょう。
体を冷やさないということは、快適な夏を過ごせるだけでなく、理想の体型に近づくこともできます。夏でも体の冷えに悩む人は、これらのアドバイスをぜひ参考にしてみてください!
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