部屋が片付くと痩せる3つの理由

片付けとダイエットの関係とは?

皆さんは「部屋が片付くと痩せる」ということを聞いたことはありませんか?ただ部屋の片付けをするだけで痩せるなんて、疑いたくなりますよね。

しかし、一見関係のないように思える「片付け」と「ダイエット」ですが、この二つは密接な関係があり、片付けをすることで痩せる人も多いと言います。

痩せたくても痩せられない、ダイエットが続かないという方、部屋は散らかっていませんか?それでは、部屋が片付くと痩せる理由を見ていきましょう。

片付けが苦手で、痩せにくい人の特徴とは?


まずは「客観的に自分を見るのが苦手な人」です。自分の考えや必要としているものを把握することが苦手で、自分や物と正面から向き合うことを避けてしまう傾向があります。

そして次に「自分よりも他人を優先しやすく、物や食でストレス発散をしがちな人」です。人や社会のために役立ちたいという気持ちが強いため、外部からの影響を受けやすいです。他の人との関係で自分をコントロールできないことのストレスが、食欲や物欲へとつながってしまいます。そして物がどんどん増えてしまい、何でも床に置いていくのでスペースがなくなり、次第に動くことが面倒になってしまいます。すると片付けることがますます億劫になっていくという負の連鎖が始まってしまいます。

視界に入ってくる物の量が多ければ多いほど、脳は刺激されて疲れやすくなります。つまり、必要以上にたくさんの物が溢れかえっている部屋にいると、常に物からの刺激を受けている状態になるので、ストレスが溜まってしまうんです。

また、部屋が汚れた状態だと何もやる気が起こらないので、すぐにやれることでも、「ちょっと休憩してから掃除をしようかな…」「トイレ掃除は、また明日にしよう…」などとついつい後回しにしたくなります。キッチンが片付いていないと、料理をする気持ちもなくなってしまいますよね。すると、外食にしたり、お惣菜を買ってきたりという行動に移りやすくなります。もちろん高カロリーな物になってしまうので、太りやすくなってしまうのも当然ですね。

つまり、片付けを後回しにすればするほど、物は増えて部屋が散らかる。その散らかった状態を見るとますます脳はストレスを感じてやる気を無くしてしまうという悪循環です。

ストレスによって生じる身体への影響とは

まず、人はストレスを感じると「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌されます。このコルチゾールが増えると、些細なことでイライラして怒りっぽくなってしまいます。また、食欲を抑えるセロトニンというホルモンを低下させるさせてしまう作用があるので、食欲が増し、肥満へとつながってしまいます。誰でも甘いものを食べたり、暴飲暴食をしてストレスを発散させた経験がありますよね?その原因はこのコルチゾールの分泌によるものだったのです。例えば、ジムに通ってたくさん汗を流したとしても、散らかった部屋に帰ってくるとストレスが溜まってしまいます。せっかくカロリーを消費してきたのに、ストレスを感じて暴飲暴食をしてしまっては何の意味もありません。

逆に部屋が片付いた状態だと自然と「気持ちいいな」という感情になりますよね。するとコルチゾールは分泌されず、セロトニンが分泌されることになります。セロトニンが増えることでストレスに強くなり、食事を含め、自分をコントロールすることができます。

また、部屋が片付いていると心にも余裕が生まれてきます。それだけで「ゴミが落ちていたらすぐに拾おう」小さな汚れでも「掃除しておこう」とやる気になります。掃除をすると部屋が綺麗になるのはもちろんですが、運動量が増えるということも大きなポイントですね。

「安かったから」「無料だから」「お得だったから」とつい衝動買いをしてしまう人は、まずは、必要のないものを買ってしまう習慣を見直して、脳のストレスを増やさないことを意識してみましょう。

簡単な片付け術

断捨離ブームの今、片付け=捨てると思ってしまいがちですが、無理に何でも捨てる必要はなく、今の自分が持っているものと向き合い、大切にすることが自分自身を大切にする気持ちと結びつき、食事や生活、自分自身を客観的に見つめ直すきっかけになるはずです。

物を減らしたいのに捨てられない!という人は、捨てる以外の方法で片付けることを試してみてください。片付けもダイエットも「一度に完璧にしようとしない」ということが大切です。少しずつ継続して、できた自分を褒めてその状態をキープすること。自信を積み重ねていくことがうまくいく秘訣ということですね。

片付けをしながらダイエットを進めたいと思っている方は、ぜひ次の方法で進めてみてください。

まずは「片付けたい場所を決める」ことです。一度に進めるとなかなか継続することが難しいので、まずは一カ所に集中することが大切です。その場所を片付け終わるまでは他の場所の片付けに手を出すのは控えるようにしましょう。

次に「片付けたい場所にある物を全て一気に出す」ことです。机や棚、クローゼットなどに収納している物を移動することで自然に身体が動き、カロリー消費にもつながります。

そして最後に「掃除をする」です。物を出し切ったら、空になった引き出しや床などを掃除しましょう。ダイエット効果を高めるためにも身体は大きく動かしながら雑巾がけをしたり、掃除機をかけたり、身体の動きを意識して取り組むと効果的です。

部屋が片付くとストレスからの食事もなくなり、運動量も上がるので、ダイエットと片付けはとても関係性が高いといえます。

まとめ

「部屋が片付けられない」ということ以外にもたくさんのストレスを感じることがあると思います。ストレスを感じると多くの場合、買い物で発散したり、食事で発散することになります。買い物をすると物が増え、食事をすると体重が増えますね。つまり、それ以外で解消していくことが大切です。片付けはウォーキング並みの消費カロリーがありますので、部屋をきれいに片付けながら、ストレスも脂肪も減らしていきましょう!

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