お正月太りをリセット!脂肪がつく前に今すぐできること

お正月太りの原因と対策

お正月はどんなふうにお過ごしでしょうか。正月太りという言葉がありますが、これは年末年始の休暇明けに、急激に身体がむくんで見えたり、体重が増えたりする現象のことを言います。年末年始に太りやすいとされる明確な理由があります。正月太りで後悔しないためにも原因を把握し、早めに対処ができるように対策しておきましょう。今回はこのお正月太りの原因とリセットの方法から今できる対策をご紹介しようと思います。

お正月太りの原因は?

①食べ過ぎ・飲みすぎ
年末年始は飲食を楽しむ機会が増えたり、だらだらと食べ続けていたり、お腹が空いていないのに食べてしまったりということが増えます。お正月は特におせち料理などを常につまんでいるなど「ながら食事」となり、胃腸への負担も増えます。ながら食べはお正月太りの原因にもなりかねません。

②アルコール
アルコールには食欲を増進させる作用があります。また、ビール・カクテル・日本酒などの酒類には糖質が多く含まれます。さらに、お酒を飲む機会、量が増えます。

③不規則な生活
人が集まることが多くあり、夜更かしなどで生活のリズムが崩れることにより、体内時計が乱れて代謝が落ち、太りやすくなります。

④ゴロゴロ生活
かなり多くの人がお正月にこのゴロゴロ生活を経験しているのではないでしょうか。正月休みにより、運動量が減ってしまうことが原因の一つともなります。

人が集まり、楽しくおいしいものを食べる機会が多くなるお正月。原因が分かっていてもついつい食べ過ぎたり、飲みすぎたりしてしまいますよね。そのお正月太りをリセットするためにどのようなことをすると良いのでしょうか。

お正月太りをリセットするために

①夕食のみ「通常の半分」の量に減らす
お休みの前後で溜まった仕事を効率よく片付けていくために、朝から頭をフル稼働させなければいけません。朝食を食べなかったり、昼食を減らし過ぎてしまうと、仕事効率にダイレクトに悪影響を与えてしまうのでこれは避けたいですよね。そこで、摂取カロリーを抑えても構わないのが夕食です。リセット期間には、夕食を通常の半分くらいのカロリーに抑えてみましょう。

②「満腹感」と「痩せ栄養素」を備えたご飯を食べる
いきなり食べる量を減らすと、物足りなさを感じてしまうと思います。その点は、野菜やキノコ、海藻、こんにゃくなどは、低カロリーな上、適度な噛み応えがあって満腹感も得られるため、食事量やカロリーを抑えるために積極的に食べたい食材となります。さらに、これらの食材は「食物繊維」が豊富に含まれています。食物繊維は糖質の消化・吸収を緩やかにするほか、脂肪の吸収を抑え、腸の中を綺麗にして調子を整える働きがあるなどリセットするための食事にはうってつけです。また、野菜に加えて肉・魚・大豆製品などのおかずもリセット食にはとても重要となります。「三大栄養素」と呼ばれる炭水化物・たんぱく質・脂質を分解し、エネルギーにする「代謝」のプロセスに必要であるため、欠かせない食材となります。こうした働きから、ビタミンB群は「痩せ栄養素」と言われているのです。食事量は減らしても「痩せ栄養素」が不足しないように、意識して大豆製品や脂身の少ない肉・魚などを食べるようにしましょう。

③夜は早めに寝る
遅くまで起きていると、やはり何か食べたくなってしまいますよね。ここで我慢をすることでストレスも溜まってしまいます。飲み疲れ、食べ疲れの身体をしっかりと休める意味でも、晩御飯を食べたら、早めに寝るようにするといいでしょう。

脂肪がつく前にできること

脂肪がつくのは「食べてからすぐ」ではありません。個人差はありますが、2週間くらいかかるとも言われています。さらに、正月明けの体重増加の原因に、「むくみ」ということも多いです。そこで、脂肪がつく前にできることは何があるのでしょうか。

食べた直後にすぐ脂肪に変わるわけではないため、1日ごとに今日は食べ過ぎてしまったと細かく気を配る必要はありません。食事量としては「1週間トータル」で、ある程度バランスが取れていればそれでいいのです。

その変わりに、暴飲暴食をしてしまった次の日は、できるだけ胃腸を休ませるようにしたり、野菜や果物を中心に摂ることをお勧めします。そして、お正月休み明けの2日~3日は「リセット期間」を設けると良いでしょう。思いっきり食べて飲んだ身体をそのまま放っておいたら、当然、食べ過ぎた分は脂肪となり身体に蓄積されてしまうからです。

食べ過ぎてしまったなと思った翌日には軽めに抑えることを意識することでバランスを保つことが出来るでしょう。

まとめ

「正月太り」というと一時的な体型の変化ととらえられがちですが、その後きちんと解消できるかどうかは、ふだんの生活が影響しているということがお分かりいただけたでしょうか。食べ過ぎたら次の日は調整する軽い運動でもいいので行う、など1年の始まりに改めて生活習慣を見直すきっかけにもなるといいですね。

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