ダイエットを成功させるために必要なこと

ダイエットというとまず厳しい食事制限や激しい運動と考える方が多いでしょう。

しかし、食事制限や運動を始める前に大切なことがあります。どんなに厳しい食事制限や激しい運動を行っても、その大切なことが実践できていないとダイエット成功には遠回りになってしまいます。

そして、実はその大切なことはとても簡単なことなのです。

この記事では、ダイエットを成功させるためにまず考えてほしい大切な３つのポイントについてご紹介します。

生活リズムの見直し

ダイエットといえば辛い運動や食生活の改善をすればいいと思っていませんか？

その前に行う大切な事が３つあります。

まず生活リズムを振り返ってみましょう。そもそもの生活リズムが不規則だと太る原因になります。太る生活リズムのままだと、どれだけ運動や食事制限を頑張っても、効率的にダイエットをすることができません。

早寝早起きで過ごせていますか？実は夜更かしは太る原因になります。人間は眠っているときに成長ホルモンが分泌され、その成長ホルモンによって脂肪が分解されます。しかし夜更かしをすると成長ホルモンが分泌されず、眠っている間の脂肪分解を促す働きが鈍ってしまいます。分解されるはずの脂肪が溜まってしまい太る原因になるということです。

早起きして軽い運動やストレッチをするだけで、そのまま高代謝の状態が続き脂肪燃焼効率のよい1日が過ごせます。また、きちんと朝食を摂れば内臓機能が活発になるので代謝もアップします。早寝早起きのリズムはダイエットにとって良いことづくめなのです。早寝早起きの生活リズムができていない方は、早寝早起きができない原因を考えて、できるだけ早寝早起きになれるように頑張りましょう。

早起きの他に３食食べる時間も意識しましょう。それぞれの食事をとるのに最適な時間は、朝食が7時、昼食が12時、夕食が18時〜19時といわれています。というのも、食べ物が消化される時間は約2〜3時間、肉や揚げ物など脂肪が多い食べ物になると約4〜5時間必要だといわれてます。

このように、食べ物を消化する時間を考慮すると、食事の間隔は4〜5時間空けるのが適切です。また、就寝前の3時間以内に食べると健康に悪いといわれています。早寝の目安時間が10時となっているので、夕食は18時〜19時に食べましょう。

生活リズムを見直すことによって、今までの太る生活リズムから痩せる生活リズムに変えるのです。痩せる習慣は頑張って運動したり我慢ばかりの食生活の改善よりはるかに効率の良いダイエットになります。

ダイエットで痩せる！といって辛い運動や食事制限を頑張っても、成功した途端に気が緩んで元の生活に戻るとすぐにリバウンドしてしまいます。一方、生活リズムを見直すことで成功したダイエットは、リバウンドしにくいのです。なぜなら痩せる習慣を習慣化すれば、なんの我慢も無理もなくダイエットしながら日々過ごせるのです。まずは生活リズムを見直しましょう！

自分のことをよく知る

まず自分が太ってしまった原因を考えましょう。太る原因はたくさんあります。

食べ過ぎ・食事のバランスが悪い・運動していない・姿勢が悪くて身体が歪んでいる・代謝が悪い。この他にも沢山あります。どうでしょうか？思い当たるところはありませんか？

ダイエットを継続していくためには、継続できる自分専用のルールをつくって習慣にしていくことが大切です。そのためにはまず日々の食事や自分の置かれている環境、何が好きで、どうやったら頑張れるのかなど、いま一度「自分」のことを振り返ってみましょう。振り返ることができたら自分に合ったダイエット法を模索しましょう。

世の中のダイエット本やネット記事には、記者の成功体験とともに色んな方法が書かれています。それを真似するのは良いですが、自分自身に合っていないダイエット方法は、効果的ではありません。あくまでも、その人が成功したのは、ダイエット方法が正しかっただけではなく自分に合っていたからなのです。

友達とジムに通ってわいわい楽しく運動することが合っている方もいますし、一人でコツコツ運動することが合っている方もいます。自分が何に向いているかじっくり考えて、自分に合ったダイエット方法を取り入れましょう。

計画・目標をしっかりもつ

ダイエットの目標として、「ダイエットしよう！！」「痩せよう！！」とただ漠然にイメージする方は多いのではないでしょうか？

目標設定を曖昧にしてしまうと、ただただ日々の体重の増減だけで一喜一憂してしまいモチベーションが下がってしまいます。目標設定のやり方次第でダイエットのモチベーションにも影響するため、明確な目標設定を立てましょう。

そしてその目標に向けて計画を立てましょう。

おすすめする目標設定のコツは、目標は小さく、短い期間で達成できる目標から決めていきましょう。

人は目標をクリアして、できたことによる自信を味わうと次に進みたくなります。大きな目標ももちろん大事ですが、その中でも目標を小さく設定してあげればクリアしやすくなります。一つずつ目標を達成して自信を積み重ねていきましょう。

ダイエットが “やらなきゃいけない” から “やりたい！” に変われば、無理なくダイエットを習慣化できるでしょう。

まとめ

ダイエットするにあたって、運動や食事制限は大事です。 まず大事なことは自分を知ることです。

運動や食事制限を始める前に生活リズムや生活習慣を整えて、目指すべきゴールのために目標を立て、自分自身にあったダイエット方法を模索しましょう。そうしたことが、よりダイエット成功への近道となるでしょう。