運動なしではリバウンドする?
運動が苦手な人は特に運動せずに痩せることができるならそれが一番ですよね。しかし、運動に苦手意識がない人でも、社会人の8割くらいの方が運動不足だと認識しています。運動で頑張ってカロリーを消費するよりも、食事を変えてカロリーを抑える方が大きな結果に繋がる場合もあります。しかし、食事を抜くダイエットは厳禁です。すぐに痩せるダイエットというのは戻るのもあっという間です。
今回は運動なしで痩せてもリバウンドの罠があるということについて解説していきたいと思います。
食事の栄養バランスを見直すことが大切
運動なしで痩せようとすると食事制限によるダイエットを思い浮かべますよね。ダイエットにおいて「消費カロリー>摂取カロリー」が原則となります。さらに栄養バランスが偏っている食事はダイエットの天敵となります。偏った食事、食事を極端に減らすことで、身体は足りないエネルギーを筋肉から補ってしまうため、基礎代謝がさらに減ってしまい、代謝をサポートする栄養素が欠如しがちであり、偏った食事ばかりしていると結果的に痩せずらい体質となってしまい悪循環です。
五大栄養素のバランスに気を配り、筋肉の材料であるたんぱく質を少し多めに摂れるような食事がおすすめです。
運動なしで痩せるためには、高たんぱく質&低脂肪の食事が大切!
脂肪や糖質抜きの食事など極端な食事制限をすることですぐにリバウンドしてしまうという事態になりかねません。
栄養素を意識するとともに1日3食、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。長時間空腹状態が続いたあとに食事をすると、血糖値が急激に上昇し、脂肪を溜め込みやすくなりますので注意が必要です。
生活習慣の見直し
運動なしで痩せるための生活習慣があります。
①食事の記録をつける
食事を記録をつけて摂取カロリーを把握しましょう。記録をすることでダイエット意識が高まりモチベーションアップにもつながります。
カロリー計算が手間だなぁと感じる場合、食事の写真を読み込むことでおおよそのカロリー計算をしてくれるダイエットアプリもあります。
②寝る3時間前は食べない
お腹の中に食べ物が残った状態で寝ていると、消化のために身体の機能が使われてしまいます。本来、睡眠はホルモンを分泌し、細胞の修復をしたり基礎代謝を上げるための筋肉を作ったりしています。睡眠の効果を高めるためにも、就寝3時間前には夕食を終わらすことができるといいですね。
③飲み物は水をこまめに飲む
水をこまめに飲むことは、満腹感を得やすくなることへ繋がります。さらに水を飲むことで基礎代謝の向上や便秘改善の効果もあるのです。
ダイエット中は1日2リットルのお水を目安に飲みましょう。
④十分な睡眠時間の確保
夜の10時~深夜の2時は成長ホルモンが多く分泌されるため、脂肪燃焼の効果は高まります。睡眠不足であることで、疲労が蓄積されて日中活動が鈍くなり消費カロリーも減ってしまいます。ダイエットにおいて十分な睡眠を確保することも大切なことです。
運動なしでダイエットの注意点
運動なしで食事の摂り方などでダイエット方法をご紹介してきましたが、運動なしダイエットの注意点について確認してみましょう。
基礎代謝があがりにくい
基礎代謝とは筋肉量によって上がりやすくなります。運動をしないということは基礎代謝が低下してしまう恐れがあります。日常生活を送る上で消化できるカロリーが少なくなってしまうのです。ダイエットをやめた途端、あっという間に脂肪がつき、体重が戻ってしまうというリバウンドしやすい身体となってしまいます。
引き締まった身体にはなりにくい
ここでも筋肉量は必要不可欠となります。運動なしで、体重を落とした場合、筋肉量は低下しやすくなります。体重は減ったとしても、引き締まったメリハリのある美ボディを手に入れることは難しいでしょう。
栄養バランスが偏りがちになる
痩せることを意識し過ぎると、食事制限によって身体の必要な栄養素が足りなくなるという可能性が出てきます。体重は減ったとしても健康的にダイエットをすることが難しくなります。ダイエットのために食事を制限し過ぎると、痩せた後通常の食事に戻したときすぐにリバウンドしてしまう危険性が大きくなります。
まとめ
運動なしでも食事方法や生活習慣を見直すことで痩せることは可能です。筋肉の役割の基礎代謝をいかに他のことで補っていけるかがポイントとなってくると思います。おやつについても我慢するとストレスを起こし暴食の原因となってしまうので、低カロリーかつ身体にいいお菓子を意識して太りにくいものを選ぶようにしましょう。
運動嫌いだからといって、ダイエットを諦めないでください。食事と生活習慣に気をつけてリバウンドの罠にはまらないよう毎日コツコツと続けてみてください。
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