無理なくトレーニングがしたい!
ダイエットのために、ハードなトレーニングで体を毎日鍛えることはとても難しいですね。
しかし、週1回30分のトレーニングで、ダイエット、筋肉量アップ、肌の活性化などに効果的なトレーニング方法があったら試してみたくなりませんか?
加圧トレーニングはそんな方にとてもオススメです。
今回は最近話題にもなっている加圧トレーニングの効果についてご紹介します。
成長ホルモンが出る
加圧トレーニングとは血流を適度に制限しながらトレーニングを行います。
トレーニングといってもハードなものではなく、時間も約30分程度、毎日行う必要もなく週に一回から二回程度で効果があります。
血流を適度に制限しながらトレーニングを行うことにより、軽い負荷でも乳酸を発生させ、その結果、成長ホルモンが多く分泌されます。
特にトレーニング後約15分で分泌は通常の290倍になり、短時間で大きな効果が得られます。血流がよくなった状態で運ばれた成長ホルモンは全身に行き渡り、作用するため血流を制限している腕や足だけでなく、全身の脂肪を分解し筋肉を作ることができます。
成長ホルモンは、身体組成の様々な働きに効果的な影響を及ぼし、アンチエイジング効果(若返り、美肌、身長が伸びる、育毛、老化防止、肥満改善、長寿効果)が期待できる最も強力なホルモンです。
加圧トレーニングを行うことで成長ホルモンが大量に分泌されます。
この成長ホルモンは血管を通って身体中をめぐります。この成長ホルモンは、筋肉や靭帯の修復を早める効果がある考えられています。
骨折やねんざといった怪我の回復力が早くなるという研究データがでています。
また加圧によって血行が促進されるため、細胞の回復スピードも上がります。そのため、血行不良が原因と思われる肩こりや冷え性なども改善されるでしょう。
血管が若返る
加圧トレーニングでは、足の付け根や二の腕に専用のベルトを巻いて血流を一時的に制限してから、血液を心臓に一気に戻すため、15分ほどの短時間で全身の血流をよくすることができます。
人間の体を循環している血液は、心臓から送り出され大動脈に入って全身に送られます。全身を巡った血液は、静脈に乗って心臓へと戻っていきます。
腕や脚のつけ根部分は太い動脈と静脈の両方が通っており、そこを加圧することで、心臓より上部は一時的に血流が減少した状態になリます。
すると、脳は危機を感じて血流を増やすよう心臓に指令を出します。
その結果、血流が増え毛細血管の隅々まで血液が行き渡るため血管が拡張します。
加圧と除圧を繰り返し行うことにより毛細血管の数が増えるため、血行がよくなるのです。
血管は年とともに硬くなってしまい、血液を送る力は弱くなっっていきます。血管内の血管内皮細胞という細胞は血管の健康状態を維持するのに非常な役割を果たしており、血管内の収縮や炎症細胞などの調節を行っています。
加圧トレーニングを行うことで血管の収縮と拡張を繰り返すことで血管の弾力性がよみがえり、血液を押し出す力が強くなり血管の若返り効果があります。
血行がよくなるため血液量も多くなり、新陳代謝も活発になるのです。
筋力がアップする
血流を制限した状態で行うトレーニングは軽いものです。しかし、血流を制限している状態で行うため、脳が錯覚を起こし、軽い負荷でも高い効果をえることができるのです。
骨や関節への負担が過度にかかるほどのトレーニングを行うわけではありませんので、怪我もしにくく老若男女だれでも実践しやすく続けやすいトレーニングになります。
加圧トレー二ングを行うと開始約15分後から成長ホルモンが通常よりもより多く分泌されるようになります。
この成長ホルモンは、脂肪を燃焼するために役立つホルモンです。トレー二ングによって筋力もアップするため、脂肪が燃えやすくなるため、太りにくい体へと変わっていきます。
まとめ
加圧トレーニングを行うことで成長ホルモンが出るといった効果がでる他、血管が若返ったり、筋力がアップするといた効果が出ています。
トレーニングと組み合わせて食事制限や筋トレと組み合わせることでダイエット効果もあり、更に太りにくいリバウンドしにくい身体へと作り上げていくことができます。
上手く活用して、筋肉のついた痩せやすい身体を目指しましょう。