トレーニング前にしたほうが良いこと
加圧トレーニングを始める前にするべき準備はどんなことがあるのでしょうか。これから始めようという方にとってどんな準備をしたら良いのか気になりますよね。
今回はトレーニング前に準備すると良いことについてご紹介いたします。
ウェア
加圧トレーニングをする際には、加圧ベルトを巻きます。加圧ベルトを素肌に直接巻いてしまうと肌荒れを引き起こしてしまう恐れがあります。そこで、上半身のウェアに向いているものはどんなものでしょうか。
まず、通気性がよくトレーニングをする際に快適なノースリーブやタンクトップは素肌が多く出ているため、加圧ベルトを直接巻くことになってしまい向いていません。逆に長袖を着用すると、血管の確認が出来なくなってしまうというデメリットがあります。ベルトで圧力を加えることによって血管を圧迫するため、血管の状態が常に確認できない状態というのは好ましくありません。そうすると、一番ベストな上半身のウェアは半そでTシャツということになります。
Tシャツにもさまざまな素材があります。Tシャツの中で特にお勧めなのが、ストレッチ素材のものとなります。加圧ベルトは二の腕周りに対しても巻き付けますので、その際に衣類が引っ張られるのに違和感を感じにくいのが、伸縮性に優れたストレッチ素材のTシャツとなります。
また、女性の場合下着にも気をつけなければなりません。身体を圧迫してしまうようなワイヤー入りの下着ではなく、ワイヤレスのスポーツブラなどがお勧めとなります。
では、下半身のウエアはどうでしょうか。上半身のウエアと同様に加圧ベルトを足の付け根に対して装着することになりますので、ショートパンツなどの丈の短いパンツよりもハーフパンツをお勧めします。逆にゆったりしたようなパンツは加圧ベルトが巻きづらいなどの支障が出るため不向きとなります。素材も同様です。ストレッチ素材のものがやはりお勧めとなります。素材の特性によって、だぶついてしまったりシワがよってしまうことで加圧ベルトを装着する際、違和感や痛みを覚えてしまう可能性があります。ストレッチ素材であれば、肌にピッタリとフィットしつつ伸縮性の高さによりベルトを装着したうえで行うトレーニングに適しているといえるでしょう。
トレーニング前の食事
仕事帰りにトレーニングを行う場合、食事はどうしたらいいんだろう、トレーニング前に食べると気持ち悪くなりそう、などこんな悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか。
トレーニングを始める直前に食事をしっかり摂ると体内の糖質が増えた状態になるため、脂肪より糖質の方が先に分解されてしまい、脂肪分解がスムーズに進まなくなります。さらに、食後すぐだと腹痛が起きてトレーニングに集中しにくくなることもあります。そのためトレーニングは食後1時間程度空けてから行うようにしましょう。
しかし逆に空腹状態でトレーニングをしてしまうと、低血糖症や貧血になるなど、体調を崩してしまう可能性があります。忙しい生活の中で加圧トレーニングを行うという方も多いと思います。お仕事終わりに急いで来ていただくなど、うまく食事の時間が合せられない時もありますよね。そのような時は、手軽に糖質を摂れるおにぎりや消化されやすいバナナなどを食べることをお勧めします。特に糖質は速効性のあるエネルギー源となります。食べ過ぎない程度の糖質がトレーニング前にはとても大切となるのです。トレーニング前は空腹にならないようにできる限りの中で軽く食べるというのがベストとなります。消化の良いものを選んで、水分補給もしっかりとってからトレーニングを始めましょう。
トレーニング前の準備運動
加圧ベルトを巻いて、加圧マシンで圧を入れたら早速トレーニングと言いたいところですが、その前に準備運動が大切となります。必ず行ってから加圧トレーニングに入りましょう。
専用のベルトを腕の付け根に巻き加圧と除圧を繰り返しながら、準備運動を行っていきます。上半身であればぐっぱー運動をしたりすることで、血がどんどん腕に溜まっていくような感覚となります。ゆっくりの動作で問題ありませんので、可動域いっぱい動かすように気をつけて準備運動を行ってください。
まとめ
加圧トレーニングを始めようと思ったとき、どんな服装でどんな準備をしていけばよいのか気になることも多いと思います。トレーニングジムに直接確認するというのが一番良いのかと思いますが、わざわざ聞くことにためらいを感じる方もいらっしゃるかもしれません。そのような時は今回ご紹介したトレーニング前の準備を参考にしてみてください。
加圧ベルトに関しましては、トレーニングジムなどであればジム側で用意されていますのでお気軽に加圧トレーニングを初めていただけます。興味をお持ちの方は是非、体験レッスンよりお試しください。
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