ダイエットにおいて歩くということ

歩くことの必要性について

歩く=ダイエットかというと、答えはイコールではないけれど、ダイエットの土台になるというのが一番しっくりくるのではないでしょうか。歩くだけで劇的に痩せるわけではありませんが、それでも歩くことがダイエットに欠かせない理由があります。今回はダイエットをするうえで歩くことの必要性と歩き方について詳しくお話ししていこうと思います。

毎日歩くことの必要性

特に代謝が悪いと感じている人が毎日歩くようになると、まず身体の巡りが良くなっていきます。

歩くという動作は全身の筋肉を使うため、血流がゆっくりと活発になり、冷えやすかった身体が少しずつ温まりやすくなります。身体が温まると、エネルギーを燃やす力が高まり、普段の生活の中でも代謝が落ちやすい状態が作られていくということになります。

歩く習慣というのは、血糖値の乱れを助ける働きにもなります。食後に歩くことで、血糖値の急上昇が抑えられ、太りやすさやだるさが軽減されていきます。代謝が悪い人は血糖値の変動が大きいことが多いため、毎日の歩行が身体のリズムを整える役割を果たしてくれます。

また、歩くことは下半身の筋肉が自然と使われるため、筋肉量の維持にも繋がります。筋肉は代謝のエンジンのような存在のため、歩く習慣が続くほど、安静にしているときの消費エネルギーも増えていきます。これが歩くと痩せやすくなると言われる理由のひとつとなります。

心肺機能にも良い効果を与えます。心肺機能が少しずつ強くなることで、以前より疲れにくくなるでしょう。代謝が悪いと疲れやすさを感じやすくなってしまいますが、毎日歩くことで体力が底上げされ日常の動作が軽く感じられるようになります。

歩く時間と歩き方について

毎日どれくらい歩くと効果がでるのでしょうか。まず目安となるのは1日20~30分の歩行がおススメです。これは一度にまとめて歩いてもいいですし、10分ずつ分けて歩いても構いません。大切なのは、毎日あるいは週に数回でも継続することです。今まで運動をしてこなかった人がいきなり長時間歩こうとすると疲れてしまい続かなくなってしまうため、まずは短い時間から始めて、少しずつ自分のペースを掴みながら歩く量を増やしていくことが身体に負担なく行えるでしょう。

歩くときのポイントは、ただダラダラと歩くのではなく、少しだけ心拍が上がる程度の速さを意識することです。背筋を伸ばし、視線を前に向け、腕を軽く振りながら歩くと、自然と歩幅が広がり、下半身の大きな筋肉がしっかり使われます。これによって、消費エネルギーが増え、代謝も上がりやすくなります。

慣れてきたら、可能な限りで良いので、平坦な道だけでなく、坂道や階段を少し取り入れるとさらに効果が高まります。坂道は自然と筋肉への負担が増えるため、短い時間でも代謝が上がりやすく、脂肪燃焼にもつながります。しかし、急に歩き始めると膝にも負担がかかってしまうので、無理に坂道を選ばず、平地で歩幅を広げるだけでも十分です。

歩けるタイミングを見つけてみよう

朝が早く、夜が遅いお仕事をされている方にとって、歩く時間なんて取れないと歩くことを断念されることは少なくないでしょう。生活リズムがハードな人ほど歩くタイミングを生活の中に上手に取り入れ、短い時間で無理なく続けることを目指すことが重要となります。

朝は特に時間が限られてしまいます。しかし、実は5~10分歩くだけでも身体が温まり、代謝のスイッチが入ります。歩いて通勤されるかたなら、家を出る時間をほんの少しだけ早めて、職場の最寄り駅から1駅分歩く、または職場の建物の周りを一周するだけということから始めてみてください。

夜遅く帰ってこられる方に向いている歩くタイミングは、疲れて帰ってきた後の激しい運動は逆効果になりがちですが、ゆっくりした散歩をかねてならむしろリラックス効果が高く、睡眠の質も上がります。帰宅後家の近くを軽く10~15分歩くことで、ストレスが抜け、血流が整います。そうすることで身体が温まり寝つきが良くなるというメリットも自然と得ることができます。

そして、歩く時間帯でおススメなのが、食後で10分程度の軽い散歩です。食後に少し歩くことで血糖値の急上昇を抑えることができ、身体が重くなりにくくなります。お仕事などで忙しくなかなか時間がとれない日は、食後だけ歩くという形で取り入れると効果が出やすくなります。

まとめ

毎日歩く習慣というのは体質改善の起点となります。特に血糖コントロールの改善、消費エネルギーの増加、インスリン感受性の向上など、科学的に裏付けられた効果が多数あります。

特別な運動をしなくても歩くことは身体の働きが少しずつ整えられていくため、痩せやすい身体をつくるためにも続けてほしいと思います。きっと歩くことがダイエットの成功率を上げてくれることでしょう。

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