寝る前のストレッチがダイエットにもおすすめな3つの理由

寝る前のストレッチはこんな良いことが!

疲れているはずなのになかなか寝付けなかったり、しっかりと寝ているはずなのに昼間に眠たくなってしまうという方は、質のいい睡眠がとれていないのかもしれません。

ぐっすりと眠るためにぜひ行っていただきたいのが、睡眠前のストレッチです。今回は寝る前のストレッチがおすすめな理由を3つお伝えします。

リラックスできる

1つ目は、ストレッチをすることでリラックスができるという点です。

仕事や日常生活の中で、毎日知らず知らずのうちに体はストレスや疲れがたまっています。そのストレスや疲れが原因となり睡眠不足になることもあります。体は疲れているはずなのにすぐに寝付けなかったり、眠りが浅くて朝までぐっすりと寝られないことが多いと日中の仕事や学業にも影響が出てしまいますね。そのような状態が続いているのであれば、もしかしたら自律神経が乱れているかもしれません。

自律神経には、昼間に活発な「交感神経」と、リラックスしている時に優位になる「副交感神経」の2種類があります。副交換神経には、疲れた体を回復させたり、身心を整える作用があります。交感神経から、体をリラックスさせ眠りに導く副交感神経が優位の状態に切り替わることで、人は眠りにつくことができます。しかし、ストレスや疲れを感じていて交感神経と副交換神経のバランスが崩れていると交感神経が優位になってしまい、なかなか寝付けなかったり、眠りが浅くなってしまうなどの症状が現れます。

睡眠前のストレッチを行うことで、体のコリがほぐれ、筋肉がゆるみます。筋肉がゆるむと体の余分な力が抜けて、心身共に落ち着いてリラックスした状態になります。体だけでなく心もスッキリさせることができるので、仕事やプライベートのことなどでいっぱいになっている頭の中をリラックスさせることができるのです。

この状態になると副交感神経が優位に働き眠りに入る事ができるため、質のいい睡眠をとることができます。ストレスや疲れをその日のうちにリセットさせて、朝までぐっすりと眠る事ができるでしょう。

痩せやすい体を作る

2つ目は、寝る前のストレッチは痩せやすい体を作るという点です。

ダイエットは激しい運動をしないと効果がないというイメージが強いですが、ストレッチでも血流がよくなり基礎代謝を上げる事でダイエット効果を得る事ができます。基礎代謝が高ければ高いほど、何もしていなくてもエネルギー消費量が多くなるため、脂肪を減らすことができます。

意外と知られていないのが、寝ているときにもエネルギーを消費しているということです。しっかりと睡眠をとることができれば、寝ている間にも脂肪を燃焼してくれるのです。ストレッチをすることで基礎代謝が上がり脂肪も燃えやすい体になるので、さらに効率よく脂肪を燃焼させることができます。

また、睡眠中、夜10時から2時頃に分泌される成長ホルモン【別名「若返りホルモン」】というものがあります。成長ホルモンは、骨格や筋肉を発達させたり、脂肪を分解したりするなど、体を構成する組織の維持に重要な役割を担っています。寝る前にストレッチを行ってリラックスした状態にすることで寝付きがよくなります。すると睡眠の質が上がり、脳から成長ホルモンの分泌を促し、結果、脂肪が付きにくい体を作ることへと繋がります。

ダイエットの大敵、むくみや冷えにもストレッチは効果があります。筋肉がこり固まった状態のままで就寝すると、血行不良によって水分や老廃物が体にたまり、むくみやすい状態になります。ストレッチを行うと体が温まり血流の流れが良くなるため、リンパの流れもスムーズになります。

すると水分や老廃物を効率よく排出することができるため、むくみの解消に繋がります。血行を良くしてむくみにくい体を作るためにも、寝る前にストレッチを行ってみましょう。

筋肉の疲労やコリを解消

3つ目は筋肉の疲労やコリを解消して動きやすくしてくれるという点です。

スマホを使ったり、デスクワークで長時間座ったままの状態が続くなど、同じ姿勢を長時間続けていると肩こりや腰痛の原因にもなってきます。

寝る前にストレッチをして、筋肉の柔軟性がアップすると、圧迫されていた血管の圧迫が解消されるため、固まっていた筋肉部分に血が通い、疲労物質や老廃物、水分が流れるので、筋肉の痛みやこりを緩和させることができます。

寝る前のストレッチを続けることで、関節の動きを大きくすることができるので、筋肉の量も増えていきます。また、筋肉が活性化されるため、基礎代謝のアップにもつながり、結果的に痩せやすい体へとつながります。

睡眠前のストレッチでは、痛気持ちいいと感じる程度に体を伸ばすようにしましょう。痛いと感じるほど無理に筋肉を伸ばすと、逆に筋肉が緊張し、ストレッチの効果が半減してしまいます。人それぞれ関節の可動域には限界があるので、息を止めて無理をしながら体を伸ばすと、筋肉や関節を痛める原因にもなります。

寝る前にストレッチをする際は自然な呼吸を心がけ、あくまで痛気持ちいいと感じる範囲で体を伸ばすようにしましょう。

まとめ

日中の活動にも大きな影響を与えるのが睡眠の質です。熟睡できていないと、疲れがとれず体や脳も十分に休ませることができないため、翌日に頭がぼーっとしてしまったりと日常生活に支障をきたしてしまいます。

寝る前にストレッチを行うことでリラックス効果が期待でき、質の良い睡眠がとりやすくなります。身体をゆっくりと伸ばしていくようにストレッチを行いましょう。血行が良くなるため、筋肉の疲労回復効果が得られたり、むくみの軽減にも効果的です。また質のいい睡眠をとることで脂肪燃焼効果があがり、結果痩せやすい体へと繋がっていきます。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP