ダイエット効果を上げるトレーニング、3つのポイント

効果の高いトレーニングをするために

ダイエットのためにトレーニングを始めようと思っている方、もしくはすでにトレーニングしているという方も多いでしょう。しかし、トレーニングと言っても何から始めればよいか、どの程度行えばよいのか判断するのは難しいですね。ダイエットを成功させるためにはただひたすらに運動を行えば良いというわけではないのです。

今回はダイエット効果を上げるトレーニング、3つのポイントについてお話します。

適切な時間で行う

1つ目のポイントは、トレーニングは適切な時間で行うことです。

20分以上運動しないと脂肪が燃焼されないという話をよく耳にしませんか?確かに一般的には有酸素運動は20分が経過してから効果が出てくると言われています。しかし、近年の研究によると有酸素運動は始めてすぐに脂肪燃焼効率が高まりはじめることが分かりました。20分にこだわらず、少しの時間でもやれば効果が現れるのです。

また最近の研究では、1回10分程度の有酸素運動を1日に複数回行なっても体脂肪燃焼に効果的とも言われています。まとまった時間をとれないという方は10分の運動を数回やるという方法もありでしょう。しかし、効率的という観点から見ると、20分以上のトレーニングの方がより脂肪燃焼されます。時間に余裕ある方は有酸素運動を20分以上行いましょう。

毎日運動をどのくらいの時間できるのか、どの運動なら続けやすいかなどを考慮して運動の種類と運動量を決めましょう。

痩せやすい時間帯にトレーニングを行う

2つ目のポイントは、痩せやすい時間帯にトレーニングを行うことです。

せっかくトレーニングをするのなら、効果を期待したいしつつ効率的に行いたいですね。個人差がありますが、1日の中で脂肪が燃えやすい時間帯は存在します。それは「午前中」です。

午前中が1日のなかで運動の効果が出やすい時間帯になります。寝ている間は「副交感神経」というリラックスの神経が優位に働いています。起床後は、その日を活動的に過ごすために「交感神経」が優位になるよう神経のバランスが替わります。このバランスが崩れてしまうと、疲労が取れなくなったり寝不足といった不調が起こりやすくなります。

午前中にトレーニングを行うことで、副交感神経⇔交感神経の切り替えがスムーズになり、交感神経が活発になると体温や血圧の調整など身体の働きがよくなります。するとダイエットをするうえで重要な基礎代謝の向上も期待できるのです。基礎代謝が上がるとカロリーを消費しやすくなるため、ダイエット効果が期待できます。

注意点として起床直後のトレーニングは控えましょう。起床したばかりの体はまだ体温が上がりきっておらず、筋肉や臓器はまだまだお休みモードなので、急に運動を始めると心拍数や血圧が急上昇してしまい、関節や筋肉への負担が大きく怪我のリスクが高まります。

朝起きて1時間以上経ってから運動するようにしましょう。そして、ストレッチなどで体をほぐして温めてからトレーニングをスタートしましょう。

有酸素運動と無酸素運動の違いを理解する

3つ目のポイントは、有酸素運動と無酸素運動の違いを理解することです。

運動には有酸素運動と無酸素運動があるというのは、多くの方が知っていると思います。しかし、有酸素運動と無酸素運動の違いを知っていますか?ダイエットを成功させるためには、ただひたすらに運動をすればいいわけではありません。目的によって効果のある運動が変わってきますので、それぞれの特徴や効果について説明します。

有酸素運動とは、軽~中程度の負荷を継続的にかける運動のことです。代表的な運動は水泳、ジョギング・ウォーキング、サイクリングなどです。

有酸素運動は脂肪を消費するため、体脂肪の減少や高血圧の抑制といった効果が期待できます。体に貯蔵されている体脂肪を燃料とするため、長時間無理なく続けられる運動です。

無酸素運動とは、短時間に強い負荷がかかるような運動のことです。代表的な運動が短時間に強い負荷がかかる筋トレや短距離走やウエイトリフティングなどの運動になります。

酸素を使わずに、筋肉にため込まれた糖がエネルギー源となります。酸素を使わないので無酸素運動と呼ばれます。無酸素運動は、脂肪を使わないため脂肪燃焼効果は高くないですが、筋肉量を増やしたり基礎代謝を向上させたりする効果が期待できます。

では、ダイエットのためには有酸素運動と無酸素運動のどちらが効果的なのでしょうか?実はダイエットに効果的なのは有酸素運動+無酸素運動の両方を行うことです。無酸素運動をすると血行がよくなり、代謝が上がります。また、脂肪を分解するホルモンが分泌されるので、その後の有酸素運動による脂肪燃焼効果が高まるのです。

また、それぞれの運動の前後にストレッチを取り入れるとより効果があがるだけでなく、けがの予防にもなりますので、ストレッチも積極的に取り入れていきましょう。

まとめ

ただただがむしゃらにトレーニングをするだけでは痩せることはできません。トレーニングには効果が出やすい時間帯やトレーニング方法があります。ダイエットは長期戦です。ストレスが溜まってしまうとどうしても長続きすることはできなくなるでしょう。

せっかくトレーニングするなら、効果的なトレーニングをより効率的に行って楽しくトレーニングしましょう。ダイエットを成功させたいと思われるのであれば、是非、加圧スタジオTHへお越しください。

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